京都《局屋立春》の柚子しずく
|京都の伝統菓子とスパイス
和菓子の聖地・京都で、その発展に寄与したのは実はスパイスだったかも!?日本最古の菓子や、長寿を願った和菓子など、歴史を感じさせる名品から職人が趣向を凝らした銘菓まで、古都ならではの味を求めて。今回は、「局屋立春」の柚子を使った和菓子の柚子しずくをご紹介。
稀少な花柚子を丸ごと味わう
香りを楽しむ羊羹

初代店主は名店「長久堂」で修業し、現在は二代目の松村和都さんが初代の味を守りつつ、新しい菓子づくりを行っている。「柚子しずく」もそのひとつで、中をくり抜いて蜜漬けした柚子の中に、柚子のペーストなどを練り込んだ羊羹を流し固めている。

柚子しずく 4個詰め 価格|3200円
直径5㎝ほどの、皮が薄く苦みの少ない花柚子のみを使用。見た目が手鞠のように愛らしいだけでなく、羊羹とのバランスがちょうどいいサイズ感だ。しっとりとした柚子皮はグミのような食感で、中の羊羹もさっぱりとした味わい。羊羹が苦手な人も食べやすいと好評だ。6等分ほどにカットして、コーヒーなどと味わうのもおすすめ。
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局屋立春
住所|京都府京都市東山区五条橋東6-583-75
Tel|075-561-7726
営業時間|11:00~17:00
定休日|不定休
https://kyoto-tsuboneya.com
text: Kyoko Naito photo: Yuki Sato
2025年11月号「実は、スパイス天国ニッポン」


































