京都《田丸弥》の白川路
|京都の伝統菓子とスパイス
和菓子の聖地・京都で、その発展に寄与したのは実はスパイスだったかも!?日本最古の菓子や、長寿を願った和菓子など、歴史を感じさせる名品から職人が趣向を凝らした銘菓まで、古都ならではの味を求めて。今回は、「田丸弥」の胡麻を使った和菓子の白川路をご紹介。
陛下も愛した名品は
見た目以上に金ゴマがたっぷり

煎餅は一説によると、空海が中国から日本に持ち帰り、京都の菓子屋に伝えたとか。その京都で手づくりにこだわって煎餅を焼いている「田丸弥」。看板商品は「白川路」というゴマの入った煎餅だ。形状は2種類あり、最初にできたのが短冊型で、後に丸型が誕生した。

白川路 化粧箱入詰合せ 2種入 価格|2268円
「材料は同じですが、食べると違いがわかります」と店主の吉田達生さんの言葉通り、前者は黒ゴマの風味が際立ち歯応えがあり、後者は驚くほど薄く優しい金ゴマの香りが。「最高のゴマ煎餅をつくりたいと、金ゴマをたっぷり入れたのは当店が最初だと思います」。天皇陛下も愛した極上の品をぜひ食べ比べてみて。
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京のおせん処 田丸弥 本店
住所|京都府京都市北区紫竹東高縄町5
Tel|075-491-7371
営業時間|9:00~17:00
定休日|日曜、祝日
https://shirakawaji.com
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text: Kyoko Naito photo: Yuki Sato
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