TRAVEL

ホテル ザ セレスティン東京芝
×
ホテルジャーナリスト せきねきょうこ

2018.2.9 PR
ホテル ザ セレスティン東京芝<br />×<br />ホテルジャーナリスト せきねきょうこ
鹿児島県の伝統工芸である大島紬をインテリアに取り入れたスペシャルルーム「つむぎ」

“ホテルに眠る”という贅沢なライフスタイル

ホテルに泊まる目的は観光やビジネスマンの出張だけではありません。‘ホテルに泊まることが目的’の滞在というのもなかなかいいものです。

たとえば親しい仲間との集まりや、ビジネスディナーなどで遅くなるのがわかっているとき、また疲れすぎて本当に何もしたくないときにもホテルに向かいます。掃除も洗濯も食事の用意もしなくていいし、快適なベッドもある、それになんといっても濃やかなサービスも受けられるのですから。

ではホテルはどう選んでいるのかとお思いでしょう。さすがにホテルならどこでもいいわけではありません。確かに状況にもよりますし、必然性もあります。また未知なる新規ホテルには泊まりたいと思う興味もあります。ここに挙げる「ホテル ザ セレスティン東京芝」は、2017年11月28日にリブランド・オープンを果たした新しいホテル。コンセプトには「Cross Over TOKYO」と掲げており、その意味も知りたくて早いうちに目指したかったホテルでした。

東京港区芝という一見地味な響きの街角ですが、蓋を開けば歴史的にも興味深く、また格式のある土地柄であることがわかりました。それに、ザ セレスティンホテルズはブランドとして‘デスティネーション型ホテル’を目指していますし、滞在そのものが目的と謳っています。歴史に彩られた伝統・文化の様々な体験、第二の我が家のようなプライベート空間、さりげないもてなしやパーソナルな心配りという、小規模ホテルらしい3ポイントも、私の望むところでした!

ホテルに到着して感じた第一印象は、‘安心’と‘上質感’でした。具体的にではなく、空気感から醸しだされる印象です。大都市に於いては、ホテル館内に入り、「ふ~!」と息を抜ける安心感がどれほど大切であるか、世界各国の都市を旅する私は熟知しています。

実は、芝公園が日本最古の公園のひとつであることは知りませんでした。さらにホテルの建つ場所は、今年150年目を迎える明治維新の立役者となった薩摩藩の江戸上屋敷が構えられた土地であることも。ホテルを知ることで、滞在中に多くの知識を得られました。

ロビーには薩摩切子細工をモチーフにしたアートが

7mの天井高のロビー壁面を飾るアート「KIRIKO WALL」は、芝の土地に纏わる薩摩切子の模様を表現し、ロビーとカフェ&バーラウンジのスクリーンパネルには、吉祥紋である亀甲つなぎに江戸の桜と島津十字柄のモチーフがありました。ダイニング内には島津藩の家紋を象った飾り窓があり、歴史と今が随所にクロスオーバーしていました。

客室にもこだわりを見つけました。スペシャルルーム「つむぎ」には、鹿児島産の大島紬が随所にあしらわれています。朝、目覚めた時に、目に映りこむ客室の特徴こそ、ホテルに泊まる醍醐味でもあるのです。

そして、14階にある宿泊者専用のラウンジ&パティオは、館内で最も落ち着いた雰囲気の快適なスペースでした。ゆったりと寛げる雰囲気の中で、静かに話をする外国人男性客の二人は、居心地がいいのか、数時間たっても同じ席で話を続けていました。セルフサービスの24時間フリードリンクもあり、まるで自宅のリビングルームのように使えます。上階にあるために、宿泊者に限られたこのラウンジには特別に贅沢な時間が流れていました。

上質な雰囲気でゆったりとくつろげるゲストラウンジ
ゲストラウンジに併設されている屋外空間のパティオ

小さなスパもあります。トリートメントルームは2室ながら、「SPA AMUSTAS」の果たす役目は都心のホテルでは大きいはず。仕事に疲れている都会人に、また私のようなスパ・フリークにとって、ここには最強の手技を持つ実力派セラピストが揃っています。個人的なことですが、ずっと以前、沖縄・小浜島のリゾート「はいむるぶし」にも、同系列のスパ「ぬちぐすいスパ てぃんがーら」があり、ここで馴染みのセラピストの手技に何度となく癒されてきました。

ところで、「AMUSTAS」(アマスタス)が変わった名なので意味をうかがったところ、逆さに読めば‘薩摩’だと知らされ、仰天! なんと、なんと・・・・・・格式あるホテルにも遊び心が隠されていたのです。

鹿児島茶の香りが漂う、確かな技術のアロマトリートメントが受けられるスパ

ホテルは造り手の機知に富んだ魅力が詰まる宝石箱のよう。こうして訪れる度に何かしらに気づかされ、魅了される、私のライフスタイルの一部となっています。

1階のカフェ&バーラウンジ「セレクロワ」ではアフタヌーンティーも楽しめる。3800円でなんとアルコールもフリーフロー(2時間30分。3日前までに要予約)  

DATA
住所:東京都港区芝3−23-1
Tel: 03−5441−4111
チェックイン:15:00 チェックアウト:12:00
宿泊料金:1室1万7600円~(税・サービス料込 ※東京都宿泊税別)
www.celestinehotels.jp/tokyo-shiba/

Profile
せきねきょうこ
1994 年から現職。世界のホテルや旅館の「環境問題、癒し、もてなし」を主題に現場取材を貫く。スクープも多く、雑誌、新聞、ウェブを中心に連載多数。ホテルのコンサルタントやアドバイザーも兼任。著書多数。
www.kyokosekine.com