〈地域×スタートアップ〉
地方創生に取り組む企業17
|漁業・林業・建築編
スタートアップとの共創が地域創生のカギでした!その土地ならではのビジネスチャンスを見出し、課題解決に取り組む企業がもたらす変化は全国に広がり、未来へとつながっていく。今回は、スタートアップで地方創生に取り組む17社の企業をご紹介。
《漁業》
04|シーベジタブル
ローカルの秘めた宝・ 海藻の
魅力を発見&発信

磯焼けで減少する海藻を採取して研究し、環境負荷の少ない陸上栽培と海面栽培でよみがえらせると同時に、新しい海藻食文化の創造を目指す。ラボでは、独自に種苗生産技術を確立した約30種類を含め100種類以上の海藻を保管。

高品質の海藻を生産するための研究開発、量産に向けた実証研究・実証生産を進め、全国30カ所以上(試験段階を含む)で海藻を栽培している。沿岸部の漁業者、自治体、企業と連携し、海藻にまつわる社会課題の解決に取り組む。また海藻の食文化を残すため、社内外の商品開発やレシピ提案などを行い、「海も人もすこやかな社会」の実現を目指す。

〈問い合わせはこちら〉
https://seaveges.com
※連絡はHP内の問い合わせフォームへ
05|フーディソン
水産流通の改革で
ローカルの魚食文化を全国へ

「世界の食をもっと楽しく」をミッションに、「生鮮流通に新しい循環を」をビジョンに掲げ、生鮮流通の構造的課題に挑む。飲食店向けのECサイト「魚ポチ」は、注文処理や梱包作業を一括で行えるなど、産地の作業負担を軽減し、コスト効率の高い流通を可能とする。

これにより、飲食店は小ロットで多様な産地の魚を試すことができ、産地は全国4万店以上の飲食店との継続的な取引を通じて、安定した販路と適正な利益を確保しやすくなる。規格外や低利用魚種にも価値と販路を創出。日本の水産業の持続可能な未来を目指している。

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https://foodison.jp
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《林業》
06|精密林業計測
信州大学発・森林の可視化で
地域資源を生かす

森林資源と研究機関が近接する長野県伊那市を拠点に、森林リモートセンシング技術により地域林業の停滞要因を解消し、持続可能な森林経営へ導く仕組みづくりを行う。山林が抱える境界の不明確性や資源量の不確実性に対し、ドローン計測とAI解析による森林情報の見える化をワンストップで実現。特許技術で、境界明確化×資源量計測を同時に実施する国内唯一の体制を構築した。自治体や関係機関との連携を通じて、再造林計画の検討や森林資源を生かした脱炭素への取り組みにも活用され、地域の多面的な価値創出につながりはじめている。

〈問い合わせはこちら〉
Tel|0265-96-7035
www.prefore.org
《建築》
07|VUILD
デジタル技術がかなえる
地産地消の建築・拠点づくり

©Takumi Ota
デジタルテクノロジーを活用し、設計から特殊な内装、什器の制作・施工までを一貫して行い、地域資源の特性を生かした非標準な建築空間を迅速に実現。「『いきる』と『つくる』がめぐる社会へ」をビジョンに掲げる。

地域との取り組みでは、全国約260カ所に導入されている3D木材加工機「ShopBot」を活用し、企業や学校と連携して地域資源を使った商品開発や建築プロジェクトなどを行い、地域の魅力発見と産業振興を推進。そこから生まれる地元への愛着が文化の発展や新しい産業へつながり、ローカルの未来と賑わいを切り開くことを期待している。
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Mail|info@vuild.co.jp
https://vuild.co.jp
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text: Miyu Narita, Nozomi Kage
2026年2月号「地域を変える企業」



































