自宅で簡単・美味しい発酵DIYキット
育てる発酵でおうち時間を豊かに。
キッチンで手軽に仕込める発酵キットなら、原料が微生物の力によってかたちを変える感動のプロセスと、自家製の美味しさを堪能できる。今回は、自宅で楽しめるおすすめキットをご紹介します。
残り野菜の救世主！「ぬか床」生活スタート
酵食を台所に取り戻す♪」を掲げる発酵食専門店「発酵食堂カモシカ」のぬか床キット。セットになっている常滑焼の甕には、ぬか床2㎏がぴったり入る。そのほか季節ごとに梅干しや手前味噌など4種の発酵食が仕込める「発酵食手づくりキット定期便」も発売中。
ぬか床セット（道具・マガジン付き）
価格｜1万1450円
問｜発酵食堂カモシカ
Tel｜075-748-0186
https://kamoshika.kyoto.jp
出来たての「醤油」何につけて食べる？
手前味噌ならぬ手前醤油の手作りキット。無農薬の小麦、大豆を原料にした醤油麹と水を入れ、適度に混ぜていれば半年くらいで完成。フレッシュな醤油と、搾った後のもろみも味わえるのも手作りの醍醐味。卓上しぼり器が付いた箱入りはギフトにも最適だ。
育てる醤油
価格｜3080円
問｜今しぼり
Tel｜0773-21-6831
www.imashibori.com
大豆だけが「味噌」の原料ではありません
2017年にオープンした麹と味噌の製造販売所「三七味噌」による、ひよこ豆味噌セット（毎年10〜6月末までの販売）。大豆より軟らかくつぶしやすいので初心者にも最適。ホクホク、ひよこ豆ならではの風味に仕上がる。福井県の特別栽培米を使った米麹は自家製。
はじめての手作り ひよこ豆味噌セット（仕上がり1㎏ 容器付き）
価格｜1700円
問｜三七味噌
Tel｜090-4150-3846
www.sannanamiso.com
豆の風味と稲わらの香りがしっかり味わえる「納豆」
自然栽培で育てた「ササシグレ」の稲わらと、南部白目大豆（30g×2）がセットになった岩手県遠野「風土農園」の納豆キット。大豆と稲わらをそれぞれゆで、納豆菌が多く生息する稲わらに大豆を詰めて保温。糸が引いたら冷蔵庫で2日間寝かせれば、出来上がり。
手作り藁づと納豆キット（藁づと2本大豆2袋）
価格｜1296円
問｜風土農園
www.facebook.com/tonofuudo
text: Akiko Yamamoto photo: Atsushi Yamahira illustration: Saki Obata
Discover Japan 2021年7月号「ととのう発酵。」
