Alfa Romeo×ニッポンの一流リゾート・ふふ
土地を磨き、「海の京都」を
育てた人を訪ねて【後編】
京都市内から山道を越え、伊根を経て天橋立へ。Alfa Romeo Juniorでたどった道の先で待っていたのは、京都北部の魅力を宿や食、ワインへと結び、後に「海の京都」と呼ばれる地域の豊かさを伝えてきた山﨑浩孝さんだった。日本三景を望むワイナリーで、その歩みを聞いた。
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天橋立を目の前に、
山﨑さんの歩みを聞く

山﨑さんは天橋立ワイナリーの創業者であると同時に、京都北部が「海の京都」と呼ばれる以前から、この土地の価値を現代の旅へと翻訳してきた人物である。高校卒業後は国内外をひとりでめぐり、体育教師を経てワインの世界へ。北海道ワインで10年にわたり経験を積み、1995年に故郷・宮津へ戻った。
その歩みは、あらかじめ引かれた一本の道ではない。旅先で出会った人や文化、偶然目にしたものに心を動かされ、その都度、自分がおもしろいと思う方向を選んできた。順調なことばかりではなかったという。しかし、当時は回り道に見えた経験が、土地の魅力を別の角度から見る視点となり、人とのつながりとなって、いまの仕事へ結びついている。

宮津へ戻った山﨑さんは、妻の実家である老舗旅館の経営を引き継ぎ、「ワインとお宿 千歳 chitose」にリノベーション。宿を単に泊まる場所としてではなく、丹後の食や文化、ワインを味わう滞在の拠点へと整え、天橋立の松並木を一望できる「カフェ・ドゥ・パン」も開業した。1999年には天橋立ワイナリーを設立した。手掛けてきたのは、店や商品という個別の“点”だけではない。天橋立の景観、海の幸、土地に流れる時間、人との出会いを結び、ここで過ごす理由そのものを増やしてきた。
宿、食、ワインをつなぎ、
滞在する理由をつくる

山﨑さんにとってワインは、地域を伝えるためのひとつの入り口でもある。宮津の海風を受ける畑でぶどうを育て、地元で出る牡蠣殻を土づくりに生かし、丹後の食材とともに味わってもらう。グラスの中に土地の季節や風景を感じられれば、天橋立は眺めて帰るだけの場所ではなく、味わい、人に会い、時間を過ごす旅先になる。

その視線は宮津だけにとどまらない。伊根の舟屋に残る暮らしの景観、丹後の海の幸、地域に根づく祭りや文化。離れて存在していた魅力を、人がめぐるひとつの物語へと結び直してきた。現在、京都北部7市町を束ねるブランドとして知られる「海の京都」に先駆け、山﨑さんは宿、食、ワインを通じて、“もうひとつの京都”の豊かさを実践で示してきたのである。

「おもしろいから夢中になる。気づけば人が集まっていました」と山﨑さんは笑う。地域を変えようと大きな言葉を掲げたのではなく、目の前にあるものをおもしろがり、自ら手を動かした。その姿を見た人が加わり、できることが少しずつ広がっていった。山﨑さんの人柄とワインのネットワークで海外からトップシェフが訪れ食文化を一緒に磨き上げてくれたことも。土地の価値は、誰かが新しく与えるものではない。そこにあるものをよく見つめ、人が楽しめるかたちへ手渡すことで、初めて外へ開かれていくのだ。

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話を聞いた後、風景が違って見えた
ワイナリーを後にして再びステアリングを握ると、往路で目にした風景が少し違って見えた。美しい景観だけで旅先が生まれるわけではない。土地にあるものを見つめ直し、食や宿、人との出会いを重ね、訪れる人の時間へと変える人がいる。その営みを知ることで、車窓を流れる集落や棚田や畑にも、これまで見過ごしていた物語が浮かび上がる。

山﨑さんの道のりも、今回のドライブも、最短距離を進むだけでは得られないものに満ちていた。予定どおりに着くことより、曲がりくねった道でクルマの動きを楽しみ、ふと目に入った景色に心を留める。その余白があるからこそ、旅の記憶は深くなる。Juniorの軽やかな反応は、帰るための道を、もう一度この土地を味わう時間へと変えてくれた。
「あかねそら」を背に、京都市内へ
日本海に夕日が傾き、海と空が茜色に染まりはじめる。山﨑さんは、古くから日本人が夕空の色や移ろいを表してきた「あかねそら」という美しい言葉を教えてくれた。その空を背に、再び京都市内へ向かう。

旅の楽しみは、目的地にたどり着くことだけではない。Alfa Romeoのように、ステアリングを握ること自体が心を躍らせるクルマと一緒なら、目的地へ向かう過程も、そこから戻る道のりも、旅の大切な一部になる。カーブを一つ曲がるたびにクルマとの一体感が深まり、何げない道にも走る歓びが生まれる。
これまでAlfa Romeoに乗る人たちに出会う中で、「このクルマに出合って人生観が変わった」という言葉を何度も聞いたことがある。運転が移動のための手段ではなく、それ自体が楽しみになれば、休日には少し遠くへ出掛けたくなる。知らない道を走り、新しい景色や土地、人に出会う機会も増えていく。さらに、パーキングに停めた愛車へ戻り、その姿を見つけるたびに、思わず惚れ惚れしてしまうデザイン。走らせても、眺めても心を満たしてくれる。そんな存在が日常に加わることで、人生の行動範囲も、楽しみ方も少しずつ変わっていくのだろう。

海があり、山があり、曲がりくねった道の先に、土地ごとに異なる風景や文化がまっている日本は、実はドライブすることがとても楽しい国である。今回の海の京都への道のりも、古都の街並みから山間部のワインディング、高速道路、そして日本海沿いへと、道の表情が次々に変わっていった。走ることが楽しいクルマを手に入れれば、何げないカーブや、車窓を流れる山並み、ふと目に留まったその土地の日常の風景までが新しい発見へと変わり、旅の歓びは何倍にも、何十倍にも広がっていく。目的地だけでなく、そこへ向かう時間まで特別なものにしてくれるAlfa Romeoは、日本を旅するための最良の相棒なのだ。
今回の帰路は、山﨑さんとの出会いから得た気づきをゆっくりと咀嚼する、格別な時間になった。海の京都からの帰路は、今回の旅を自分の人生へと持ち帰るための、もうひとつの豊かな時間になったのだった。

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静けさの中へ帰る、「ふふ 京都」の夜
長い道のりを走り、南禅寺界隈へ戻る頃には、あたりはすっかり夜の気配に包まれていた。「ふふ 京都」の門へ続く落ち着いたアプローチを進むと、昼間のドライブで研ぎ澄まされた感覚が、少しずつほどけていく。ロビーから客室へと続く空間には、琵琶湖疏水や庭園の記憶がさりげなく映され、外の喧騒を忘れさせる静かな時間が流れている。

夕食では、京都の食材や季節が、現代の感性で組み立てられた一皿として現れる。華美な演出ではなく、土地への細やかなまなざしが、しつらえや料理、もてなしの端々から伝わってくる。海の京都で山﨑さんから聞いた、土地にあるものを見つめ、いまの人が楽しめるかたちへ整えるという話が、ここでの滞在にも静かに重なった。

朝から夜まで、今回の旅をつないでいたのは、目的地だけではなく、そこで過ごした時間と、そこへ至る道だった。心を動かすクルマで走り、土地を磨いてきた人の言葉に触れ、その余韻とともに宿へ帰る。移動と滞在のどちらにも、その場所でしか出会えない感覚があったからこそ、旅は一層深く記憶に残るものになった。
〈Alfa Romeo × Discover Japan〉
Alfa Romeo正規ディーラーで、本記事のエッセンスをご体感いただく2つのキャンペーン
① Discover Japan 厳選宿-ふふ 京都-
宿泊プレゼント 試乗キャンペーン
Alfa Romeo Juniorのドライビングの充足感と優美さをご体感いただいた方の中から、抽選で「ふふ 京都」の宿泊をプレゼント。
お申込み期間|2026年9月11日(金)〜10月31日(土)
期間中、本記事でご紹介したAlfa Romeo Juniorへの試乗予約を下記のボタンから申し込みいただき、実際に試乗をされた方の中から抽選で、全国より1名様に「ふふ 京都」の1泊ペアのご宿泊(2食付き)をプレゼントいたします。
≫試乗のお申込みはこちら
②Alfa Romeo正規ディーラーでのご商談で、各店舗抽選で10名様に『天橋立ワイナリー』特選ワインをプレゼント
9月11日(金)より、全国のAlfa Romeo正規ディーラーにて、ご商談いただいた方のうち各店舗抽選10名様に『天橋立ワイナリー』の下記特選ワインをプレゼントいたします。

『天橋立ワイナリー』茜ブラッシュ(500ml)
京都産の赤ワイン用ぶどう「セイベル13053」を白ワインと同じ製法でピンク色のワインに仕上げました。ピーチのような香りとフレッシュ&フルーティーな味わいが大人気のロゼワイン。
※本キャンペーンは、事前のお申込みは必要はありませんが、正規ディーラーでご商談いただくことが条件となります。キャンペーンはディーラー店舗毎で抽選とさせていただき、ご当選者様には各ディーラー店舗よりご案内をさせていただきます。また、プレゼントは1組様につき1本となります。あらかじめご了承ください。
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Alfa Romeo Junior Ibrida
サイズ|L4195×W1780×H1585㎜
車両重量|1330kg(乗車定員5名)
エンジン|直列3気筒 DOHCエンジン(ターボチャージャー付)
総排気量|1199cc
システム合計最高出力(欧州参考値)|145PS
最大トルク|230Nm/1750rpm
トランスミッション|電子制御式6速デュアルクラッチ
価格|447万円〜 ※2026年9月現在の価格
問|Alfa Romeo Japan
Tel|0120-779-159
天橋立ワイナリー
住所|京都府宮津市国分123
Tel|0772-27-2222
営業時間|工場見学・ワインショップ10:00〜17:00、レストラン11:00〜14:00 ※14:00〜17:00はカフェとして営業(平日は11:00~カフェ利用可)
定休日|水曜 ※レストランは第2・第4火曜も定休
ふふ 京都
住所|京都府京都市左京区南禅寺草川町41
Tel|0570-0117-22
客室数|40室
料金|1泊2食6万8200円〜(税・サ込)
カード|AMEX、DINERS、Mastar、VISAなど
IN|15:00 OUT|11:00
夕食|日本料理(レストラン)、朝食:和食(部屋またはレストラン)
アクセス|車/JR京都駅から約18分電車/地下鉄東西線蹴上駅から徒歩約7分
施設|レストラン、離れ
text: Takeshi Tsuchihashi photo: Hiromichi Kimura































