〈アオイヤマダ×寺本りえ子〉
のスパイストーク!
|和のスパイスにはポテンシャルがある!?
スパイスは異国のものだけにあらず。そこで、秋は柚子胡椒づくりが恒例行事だという料理研究家の寺本りえ子さんとパフォーミングアーティストであるアオイヤマダさんが、日本に古くからあるスパイスの魅力に迫る!今回、和のスパイスを使用して作った料理を試食しながら、スパイストークをしてもらった。
アオイヤマダ
2000年生まれ、長野県出身。東京2020オリンピック閉会式ソロパフォーマンスや映画『PERFECT DAYS』への出演で注目される。身体と記憶、食と人、音楽と心の繋がりを信じて、現在は独自の感覚と日常からのインスピレーションを融合させ、さまざまな作品に取り組む。
寺本りえ子(てらもと りえこ)
宮崎県出身。フードディレクター、料理研究家、発酵食愛好家。飲食店のアドバイザー、フリースクールでのランチづくり、食育にも力を入れる。スパイス・ハーブ料理やぬか漬け、柚子胡椒のワークショップも人気。10〜11月まで開催の柚子胡椒ワークショップのお知らせはInstagramを参照(@rieko_teramoto)。
日本の食材に合う、
和のスパイスの魅力を知ってほしい!
寺本さんの料理、アオイさんのお弁当を試食しながら、和のスパイス話で盛り上がる二人。

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アオイ 柿が甘いから、柚子胡椒の塩気が合いますね。
寺本 柿をいちじくに替えてもいいよ。この柚子胡椒、私はソルティドッグみたいにグラスの回りにつけてお酒を飲むことも。

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アオイ このからしレンコン美味しい! 私大好きです。
寺本 肉だねにからしと白味噌を入れているのだけれど、からしには白味噌が合うの。このレシピなら家で簡単につくれます。
アオイ タコのからしソースも新しい美味しさですね。
寺本 これもからしがいい仕事しているよね。からしって、シュウマイやトンカツに添えるイメージが強かったけれど、和がらしを練ると、こんな風に肉だねに忍ばせたりソースに使えたり、料理の発想がすごく広がる。

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アオイ 今回、和のスパイス料理をいろいろつくってみて、和スパイスには大きなポテンシャルがあると感じました。
寺本 柚子胡椒を手づくりしたり、からしを練ったり、山椒をミルで挽いてみると、そもそもどんな植物なのかが想像できるようになるよね。瓶入り、チューブ入りでは気づかないスパイスの個性が見えてくるなと思った。料理に添えるだけ、かけるだけではなく、食材自体がもつ違う顔を引き出す調味料として活躍してくれそう。
アオイ スパイスって、単なる味覚を通り越して、体感するものという感じがします。
寺本 和のスパイスは本当におもしろい。日本に昔からあって、日本の食材に一番合うスパイスの実力を知らないままではもったいないですよね。まずは手軽にからしを練ってみるところからはじめてほしいです。
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01|和のスパイスラボ!
02|手づくり柚子胡椒の作り方
03|手づくり柚子胡椒のアレンジレシピ3選
04|「粉がらし」の使い方・アレンジレシピ
05|「山椒」の使い方・アレンジレシピ
06|手づくり和のスパイス弁当
07|和のスパイストーク
text: Yukie Masumoto photo: Atsushi Yamahira
2025年11月号「実は、スパイス天国ニッポン」



































