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日々の暮らしに、職人・作家の手仕事を。
《シチュエーション別 贈り物カタログ》
結婚祝い【Part 3】

2022.1.6
<small>日々の暮らしに、職人・作家の手仕事を。</small><br><small>《シチュエーション別 贈り物カタログ》</small><br>結婚祝い【Part 3】

Discover Japanがおすすめする贈り物をシチュエーション別に紹介。職人の技が光る逸品はきっと喜ばれること間違いなし。Discover Japan Lab.渋谷PARCO店頭、Discover Japan公式オンラインショップで購入できるので、ぜひ参考にしてみてください。

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ONESTORY×Discover Japan×
隈研吾「DESIGNING OUT」

隈研吾 輪島塗

逆三角形のフォルムが美しい
隈研吾デザインの輪島塗

伝統工芸にも造詣が深い、建築家・隈研吾さんとともに取り組んだ「DESIGNING OUT」プロジェクトにより誕生した6枚の輪島塗。木地づくりから加飾までに100以上の工程があるといわれる輪島塗のプロセスに焦点を当て、その工程の特徴を表現。

隈 研吾(くま・けんご)
建築家。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。30を超える国々でプロジェクトが進行中。自然と技術と人間の新しい関係を切り開く建築を提案。

①木地の器
ケヤキを用いて木からベースのかたちを生み出す工程
②布着せの器
椀の縁など木地の薄い部分に漆で布を貼って補強する工程
③下地の器
“輪島 地(じ)の粉(こ)”を漆と混ぜて器に塗る工程
④中塗りの器
刷毛で中塗漆を塗っていく工程
⑤上塗の器
上質な上塗漆を裏表と2回ずつ塗る工程
⑥加飾の器
輪島塗の装飾である技法のうち、呂色と沈金を施した工程

隈 研吾×輪島塗
価格|49万5000円
サイズ|W250×D250×H94㎜
※重ねた状態
材質|漆、木
 

白百合工房のTSUMIBOBO

飛騨高山の名産が
遊び心満点の玩具になって登場

飛騨高山の土産物として知られる「さるぼぼ」をモチーフにした積み木。身体の部分は東白川村産の杉、頭の部分には飛騨の広葉樹の楓を使っている。バランスが絶妙で、さまざまなパターンでアクロバティックに積むことができる。

白百合工房(しらゆりこうぼう)
注文家具やクラフト、玩具などを製造する白百合工房は、飛騨最高齢の現役職人である上野望さんの父が1982年に創業。教員経験のある望さんは、30代でこの道に入った2代目だ。伝統的な工法で木のものづくりをする。

飛騨の広葉樹など地元の材を中心に無垢材にこだわり「さるぼぼ」をモチーフとした「TSUMIBOBO」は、地元の保育園でも愛用されている

TSUMIBOBO
価格|6600円
サイズ|W50×D80×H20㎜(1体の大きさ)
内容物|16体入り(プレーン15体、赤色1体)
材質|杉・楓
 

text: Saori Miyamoto, Discover Japan photo: Jun Arata, Norihito Suzuki, Kazuya Hayashi
Discover Japan 2021年12月号「ストーリーのある贈り物」

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