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旅の目的にしたいクラフト体験
雪国に息づくクラフトツーリズム
|持続可能な観光まちづくり

2026.5.26
旅の目的にしたいクラフト体験<br>雪国に息づくクラフトツーリズム<br>|持続可能な観光まちづくり

自然や工芸、食、復興など、テーマ別に持続可能なまちづくりにつながるローカルツーリズムをご紹介!今回は、工芸を体験し、職人のクラフトマンシップに出会うクラフトツーリズムをご紹介。

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01|コマツクラフトツーリズム

Komatsu 九
小松駅構内にオープンした、ヒト・モノ・情報の交流拠点。カフェやフードコート、お土産ショップだけでなく、ギャラリーなど多様な過ごし方ができる
写真=六本木泰彦

石川県随一の工業都市・小松市は、世界的建築・鉱山機械メーカー「コマツ」の創業地として知られているが、それ以外にも多彩なものづくりが息づいている。まず小松駅構内にオープンした新たな交流拠点「Komatsu 九」では、小松のものづくりの源流となる「八日市地方遺跡」の出土品を展示。

九谷セラミック・ラボラトリー
九谷焼の「美」と「技」を体感し、石文化の可能性を探究する複合施設。花坂陶石の粉砕から陶土が完成するまでの工程を間近で見学できる製土工場や、制作体験スペース、窯元や作家の作品販売スペースも併設している
写真=六本木泰彦

また、「九谷セラミック・ラボラトリー」では、小松の伝統文化であり日本を代表する色絵陶磁器・九谷焼の製土工程が見学できるほか、絵付け体験も。その九谷焼にモダンなアプローチで新たな可能性を開いた「HANASAKA」も併せてめぐれば、より深く学ぶことができる。また、東酒造や西出酒造など伝統製法と小松の風土を宿した地酒蔵も見逃せない。2024年3月に北陸新幹線が延伸し、羽田空港から約1時間の空路だけでなく陸路も便利になったこの地で、発見の喜びに満ちたクラフトツーリズムをぜひ。

HANASAKA(谷口製土所)
九谷焼の伝統的な原料、「花坂陶石」を使用し、伝統的な九谷焼を支える窯元の職人が手挽きろくろでつくるシンプルな「HANASAKA」は、既成概念を覆す新時代の九谷焼。その製造の現場にはものづくりの粋が漂う
写真=六本木泰彦

Komatsu 九(コマツ ナイン)
住所|石川県小松市土居原町13-18
Tel|0761-58-2775
営業時間|店舗により異なる
定休日|店舗により異なる
www.komatsu9.jp

九谷セラミック・ラボラトリー
住所|石川県小松市若杉町ア91
Tel|0761-48-4235
開館時間|10:00~17:00(最終入館16:30)
入館料|一般300円
休館日|12~3月/火・水曜、4~11月/水曜(祝日の場合は翌平日休)、年末年始
https://cerabo-kutani.com

HANASAKA(谷口製土所)
住所|石川県小松市若杉町ワ124
Tel|0761-22-5977
https://hanasaka-kutani.jp

02| 旭川デザインセンター

約1200点の多種多彩な旭川家具・クラフトの販売から、旭川家具の歴史について学べるミュージアム「ADC MUSEUM」やギャラリーなども併設している

北海道旭川市は、日本5大家具産地のひとつに数えられる家具の聖地。大雪山系で育った強度の高い木材と技術を生かした上質な木製家具が特徴で、3年に1度開催される「国際家具デザインコンペティション旭川(IFDA)」の舞台としても名高い。

木のスツール
北海道のタモ材を使用した本格的なスツールづくりが人気。熟練スタッフが丁寧に教えてくれるので、ビギナーでも楽しめる

その旭川家具・クラフトが一堂に会するのが、「旭川デザインセンター」だ。1000坪の広大な空間に約30のメーカーの家具・木工品を展示。ものづくり体験工房「ADC LAB」では、木のスプーンやカッティングボードなど気軽に木工体験が楽しめるワークショップも開催している。職人技の粋を五感で満喫してみよう。

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木のコースター
色や表情の異なる樹種を組み合わせてつくるオリジナルコースター。子どもから大人まで、気軽にチャレンジできるプログラム

旭川デザインセンター
Tel|0166-48-4135
住所|北海道旭川市永山2条10-1-35
開館時間|10:00~17:00
入館料|無料(木工体験は有料)
休館日|火曜(祝日除く)、年末年始
https://asahikawadesign.com

 

ユネスコ食文化創造都市
「大分・臼杵市」の食文化とは?

 
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text: Ryosuke Fujitani
2026年4月号「地域の“旬”感へ」

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