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日本の伝統工芸を“逆輸入”。
有松・鳴海絞り「suzusan」秋冬コレクション

2020.10.2
日本の伝統工芸を“逆輸入”。<br>有松・鳴海絞り「suzusan」秋冬コレクション

愛知・名古屋市の有松に400年以上伝わる有松鳴海絞りの伝統技術を生かし、ドイツを拠点に展開するブランド「suzusan」。2020秋冬コレクションの発表を記念して、10月2日(金)~11日(日)の期間限定で、東京・南青山にポップアップストアがオープンする。

欧州の暮らしの中で生きる日本の伝統工芸。

「suzusan」は、鈴三商店の5代目・村瀬弘行さんが、アーティストを目指して渡った欧州で、ルームメイトのクリスティアン・ディーチさんと立ち上げた気鋭のブランドだ。

伝統的な“浴衣”ではなく、“欧州の暮らしの中で生きる日本の伝統工芸〟として有松・鳴海絞りを再構築した。

クリエイティブディレクター兼デザイナー・村瀬弘行さん。
1982年、愛知県名古屋市内で伝統の染色技法・有松鳴海絞りの製造を営む「鈴三商店」の5代目として生まれる。2003年に渡英、サリー・インスティテュート・オブ・アート&デザイン大学(現UCA芸術大学)を経てドイツ・デュッセルドルフ美術アカデミーで立体芸術・建築学を学び2011年に卒業。在学中の2008年に「suzusan e. K」を設立し、絞りの技術を利用した照明器具・ファッション・ホームファブリックの製作を開始

村瀬さんは有松・鳴海絞りが“二次加工のための技術〟である点に着目。木綿や絹でなく、カシミヤやアルパカなど付加価値の高い素材を採用し、伝統の絞り染めを施すことで、新しい有松・鳴海絞りを生み出した。2012(平成24)年からはパリ、2014(平成26)年からはミラノでコレクションを発表し、国内トップブランドとのコラボレーションや、世界的なメゾンブランドへの生地の提供も実施。現在は、23カ国、120店舗以上で取り扱いがある。

様々な秋冬素材のクッションカバー(素材価格別)

2020秋冬コレクションのテーマは「Music」

2020秋冬コレクションより。カシミヤタートルネック(8万2500円)、ウールグレンチェックスカート(6万2700円)、ウールカシミヤショール(5万8300円)

今回発表された新コレクションでは、村瀬さんが愛する60~80年代のR&Bやロック、モッズなど、”生”のサウンドを楽しむ音楽から着想を得て、それらを絞りの手仕事と結びつけ生み出された。

カシミヤシームレスワイドプルオーバー(7万9200円)、ウールグレンチェックスカート(6万2700円)

上質なメリノウールやカシミアのニットウェアをはじめ、グレンチェック素材を染めたコートやスカートなど、素材感を楽しめるラインアップ。

ウールカシミヤショール(5万8300円)

伝統を受け継ぎ、新たな価値を生み続ける「suzusan」の世界をこの機会にぜひ味わってみてはいかがだろうか。

suzusan:Pop Up Store
期間|2020年10月2日(金)~11日(日)
会場|PLAIN PEOPLE Aoyama
住所|東京都港区南青山5-3-5
時間|10:30~20:00(会期中無休)
※営業日・営業時間が変更になる場合があります
Tel|03-6419-0978
http://www.suzusan.com

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