今月のおうち時間を充実させてくれる本
日本を再発見するためには、旬な情報にも敏感でありたいもの。毎月いま知っておきたい耳寄りな情報をお届けする《Culture Clips》から、おすすめの本を4冊紹介します。
1日15分から実践できる!
世界各国の仏教から得た瞑想法
ストレスや体調不良に悩む方、自分にもっと自分をもちたい方におすすめ。周りの出来事に惑わされず、晴れやかな気持ちで日々を過ごすために、役に立つ瞑想をイラスト入りで優しく解説する。瞑想を日常に取り入れて、ネガティブな思考から自由になろう。
『本当の自分とつながる瞑想』
著者|山下良道
価格|748円
発行|河出書房新社
ひたすら日々コツコツと
技と知恵を受け継ぎながら歩む
年齢も職業もさまざまな、著者が惚れ込んだ16名の職人物語。皆一様に「何もしていない。ただ、毎日続けているだけ」と言う。しかし、仕事の片鱗から垣間見えるのは、伝統や看板を背負う信念や不安。 “続ける”ということがどれだけ尊いか、私たちに教えてくれる。
『職人の手』
著者|山㟢真由子
価格|1760円
発行|アノニマ・スタジオ
約17年前にひと口飲んだことが
すべてのはじまりだった
ある日突然、日本酒に目覚めて以来、明けても暮れても日本酒のことばかり。そんな著者の山内聖子氏が、味わいから醸造工程、歴史や未来まで、さまざまな角度から日本酒の魅力に迫る。日本酒に本気で向き合った女性が描く、偏愛たっぷりのエッセイ集。
『いつも、日本酒のことばかり。』
著者|山内聖子
価格|1650円
発行|イースト・プレス
不安や不満に隠された
サインを見逃さないで
仕事がきつい、上司が合わない、満員電車に乗りたくない……。会社に行きたくないという感情は、心と身体の不調を表すサインだった。溜め込んだストレスを悪化させないために、裏に隠された深層心理と具体的な解決策を精神科医の和田秀樹氏が提案する。
『会社に行きたくない。さて、どうする?』
著者|和田秀樹
価格|1518円
発行|クロスメディア・パブリッシング
text: Discover Japan
2020年7・8月号 特集「この夏、どこ行く?ニッポンの旅計画108」