季節の移ろいも味える
露天風呂がうれしい湯宿～関西編～

冬に向かうこれからの季節にこそ愉しみたいのが温泉露天風呂。寒い中で絶景に目を奪われながら温かな湯に身をたたえるのは、まさに贅沢の極み。今回は唯一無二の至福を味わえる関西の湯宿を紹介する。

四季の花々が広がる
京都「茶六 別館」

小ぢんまりとした控えめなサイズだが、もてなしが尽くされている。宮津湾に佇む「茶六 別館」はそんな露天風呂を備えている。四国青石を用いた岩風呂風は、シロバナジンチョウゲ、ツツジ、カエデなど四季折々の花で彩られる。古きよき宿での湯浴みを心ゆくまで味わいたい。

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琵琶湖の穏やかな水面を眺望
滋賀「旅館 紅鮎」

琵琶湖のほとりに佇む「旅館 紅鮎」。全室についている露天風呂に身体を沈めると、目の高さに水平線が広がる。パワースポットとして知られる竹生島を眺めながら肌ざわりのいいぬるりとした温泉を愉しみたい。

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まったりとした美肌湯
京都「ワインとお宿 千歳 chitose」

「ワインとお宿 千歳 chitose」はその名の通り、ワインに力を入れているが、温泉も見逃せない。露天は檜風呂と五右衛門風呂の２か所。美肌効果が高いまったりとした湯を存分に堪能できる。

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琵琶湖や宮津湾など水辺・海辺の温泉が揃う関西の湯宿。この冬、山奥の宿とはまた違った絶景を露天風呂で堪能してみてはいかがだろうか。

別冊Discover Japan_TRAVEL　味わいの名宿