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都の華やぎがいまもあふれる繁華街・四条通。
京都主要通り街歩きガイド

2019.9.3
都の華やぎがいまもあふれる繁華街・四条通。<br>京都主要通り街歩きガイド
全国祇園社の根本神社である八坂神社。地元の人からは“祇園さん”と親しまれている。毎年7月には祇園祭が行われ、全国から大勢の観光客が訪れる

京都らしい店が建ち並ぶ通りを厳選して紹介する全6回の《京都主要通り街歩きガイド》。第3回は八坂神社と松尾大社を結び、京都最大の繁華街を形成する四条通を紹介する。

南座
四条大橋東詰。元和年間(1615~1624)、四条河原に公許された7つの芝居小屋のうち、唯一現存する日本最古の劇場
※営業時間、休日、料金等は公演により異なる
©松竹

花街、ビジネス街、歓楽街などさまざまな顔をもつ四条通。西端の松尾橋を渡れば松尾大社で、八坂さんと松尾さんを結ぶ道ともいえる。このうち新京極通から天神川東畔付近までは平安京の四条大路に相当。

切通し進々堂
舞妓さんが通う喫茶店。フルーツゼリー、メロン味の「みどり~の」といちご味の「あかい~の」は舞妓さんが名づけ親だとか。見た目もキュート/みどり~の350円、あかい~の350円、コーヒー450円など

最も早く開けたのは四条室町の界隈で、1142(永治2)年には、町衆が祇園社(八坂神社)へ参詣するための四条大橋が架けられ、鎌倉時代には多くの商工業座があった。

何必館・京都現代美術館
村上華岳、山口薫、北大路魯山人を中心に近現代の絵画、工芸、写真などの展覧会を開催。5階に「光庭」を備えた優れた館内デザインも必見

河原町通以東が発展していったのは江戸時代の祇園町の開設以降のこと。四条河原は、すでに出雲阿国が歌舞伎踊を演じ、芝居小屋が建てられ、芝居興行の中心であった。

二十三や
197年の歴史をもつ本つげくしの専門店。すくほど髪につやが出て、携帯に便利な本つげくしはぜひ手に取ってみて

通りには花街と祇園社参詣の人々を目当てに多くの店が立ち並び、いっそうの活況を呈した。江戸後期には四条派画壇も結成され、独自の芸術が花開き、都の香り豊かな四条通が形成されていった。

編集協力=チキスクリプト
Discover Japan_TRAVEL「プレミアム京都 2019」

四条通
全長:約7㎞ 東は東大路通の八坂神社石段下から西は松尾橋付近まで
開通:平安京の四条大路にあたる
建造物・史跡:一力亭、東華菜館、八坂神社御旅所など

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