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2027年に誕生する、注目の木造建築
|街やイベントのシンボル

2026.9.21
2027年に誕生する、注目の木造建築<br>|街やイベントのシンボル

木質材料や建築構法の進歩とともに、ますます注目度が高まっている木造建築や空間の木質化。集合住宅からオフィスビル、商業施設、そしてスタジアムまで、可能性は無限に広がっています!今回は、2027年に誕生する街やイベントのシンボルをご紹介!

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〈2027年 1月竣工予定〉
日本最大・最高層の
木造賃貸オフィスビルが日本橋に誕生!

木の魅力を五感で感じられる空間を創出し、生産性の向上など、木造オフィスビルならではの「行きたくなるオフィス」を目指す

地上18階建て・高さ84ⅿ、国内最大・最高層となる木造賃貸オフィスビルが登場する。最大3時間耐火性能をもつ耐火集成材「燃エンウッド」をはじめ、国内初適用となる木造・耐火技術を多数導入し、三井不動産グループ保有林を含む1100㎥ 超の国産木材を構造材に使用。

日本橋の街並みに調和しながら、木質の優しい温もりを感じさせるデザイン

一般的な鉄骨造オフィスビルと比較して、躯体部分の建築時CO2排出量を約30%削減する効果が想定されている。「日本橋に森をつくる」というコンセプトの下、木造オフィスビルならではの新たな価値創造に挑戦する。

三井不動産
www.mitsuifudosan.co.jp

〈2027年 3月竣工予定〉
大屋根リングが「GREEN×EXPO 2027」の
象徴へと生まれ変わる!?

20階建てマンションに相当する約60ⅿもの高さは、再生木材の建物としては国内最大級。広大な会場のどこにいても視認できそうだ。大樹の根のように足を踏ん張り、タワーの上昇感が際立つようなデザインとなっている
©2027KAJIMA CORPORATION ※周辺会場はイメージであり、今後変更となる場合があります

2027年3月から神奈川・横浜で開催される予定の「GREEN×EXPO 2027」。会場のランドマークとなるのが、「未来の都市づくりに向けた新たな風景」を象徴するタワー「KAJIMA TREE」。自然と人が調和する未来を描くというコンセプトが、そのデザインに込められている。構造体には大阪・関西万博の大屋根リングで使われた木材をリユースしつつ、鋼製の制震装置を組み合わせた「組木制震システム」を採用。資源循環と耐震性能を両立させた。日本の伝統建築美と先端技術を融合させた構造が、風や地震のエネルギーをしなやかに吸収する。

鹿島建設
Tel|03-5544-1111
www.kajima.co.jp/expo2027yokohama/

〈2027年 夏開業予定〉
渋谷マルイが木造建築になって帰ってくる!

ファサードの完成予想パース。外装に木を使用するにあたり、長期にわたりさまざまな検証を重ね、耐候性や防腐性、防蟻性、不燃性、メインテナンス性などをクリアした
© 2022 Foster + Partners

半世紀にわたり親しまれてきた「渋谷マルイ」が、木造比率60%となる鉄骨造とのハイブリッド高層商業施設にリニューアル。鉄骨造と比べて約2000tのCO2削減を見込むサステイナブルな計画で、戸田建設・住友林業共同企業体が施工を担当する。

木質の安らぎあふれる外観は、渋谷の景観を一新しそうだ
© 2022 Foster + Partners

木造比率50%以上の高層商業施設は世界初となる。荷重による縮み代の想定、耐火性能の付与など、木の特性に合わせた施工を徹底。公園通り側のメインファサードをはじめ、外装にも木をふんだんに使用。渋谷の新たなシンボルとして、歴史を刻みはじめる。

丸井グループ 広報室
Tel|03-3384-0101

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text: Aya Honjo
2026年9月号「木と生きる2026」

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