FOOD

坐来大分(ざらいおおいた)
大分県産の竹や杉を配したアンテナショップが移転OPEN

2021.6.11
坐来大分(ざらいおおいた)<br>大分県産の竹や杉を配したアンテナショップが移転OPEN

レストラン型のアンテナショップとして、16年間銀座で大分の魅力を発信してきた「坐来大分(ざらいおおいた)」が東京・数寄屋橋へ移転オープン。東京にいながらにして大分の恵みを存分に楽んでみてはいかが。

大分県が誇る伝統技術を現代に活かした
空間づくり

エントランス

坐来大分はインテリアや調度品は県産素材にこだわり、店内には「見たことは無いけれど、どこか懐かしい」上質な空間が広がっている。国内屈指のデザイナーたちが銀座に再現した大分の「非日常」を体感できる。

エントランスは、職人によって仕上げられた左官壁に、間接照明が暖かな光を灯す。奥には坐来大分のシンボルである「お竃(おくど)」が鎮座している。

大分県の安心・安全な食品や調味料、工芸品を販売するギャラリーは、様々なものづくりの情報発信の場にもなっている。この県産品は日田で制作された日田杉の家具に展示され、上には竹をくり抜いた照明が設置されている。

プライベートルーム「竹の間」

プライベートルームは落ち着きのあるゆったりとした空間で、天井には竹田市在住の竹藝家・中臣一氏による繊細な照明のシェードが特徴の「竹の間」や、水の豊かな大分を象徴するような、ガラスの球を使った久住町在住のガラス作家・井上愛仁氏の作品が飾られている「石の間」などがある。

メインダイニング

エントランスから臼杵石の回廊を抜けるとゆったりとした空間のメインダイニングが広がる。正面にはベンガラで塗られた「お竃(おくど)」が配置され、天井には竹灯籠が連なるイメージの照明、壁面は日田杉のパネルと暖かな雰囲気が作られている。大きな窓からは数寄屋橋方面への視界が広がり、大分の魅力とともに銀座・有楽町の歴史も感じることができる贅沢な空間になっている。

メインダイニング奥はオープンキッチンになっていて、料理人とちょうど良い距離感が創られた割烹のような無垢材のカウンター席も用意。料理人の仕事を間近に見ながらのお食事とライブ感を楽しめる。

海・山・里の食材を使った料理に舌鼓

左:豊山(ほうざん)、右:豊海(ほうかい)

ディナーコースは、豊後水道の関あじをはじめとする逸品が揃ったオリジナルコース料理「坐来(ざらい)」や、主鉢におおいた和牛を用いた一品が楽しめ、より一層の贅沢感が味わえるコース「豊山(ほうざん)」、四季折々、旬を迎えた海の幸を中心に、大分の郷土料理を満喫できるコース「豊海(ほうかい)」、大分の山海の珍味を使った数々の伝統料理を土曜日限定の特別価格にて用意したコース「豊の郷(とよのさと)」の4種を、月替りで用意。種類豊富な産地直送の食材と総料理長が奏でる「和」のテイストを堪能できる。

郷味 りゅうきゅう
サクサクの衣と柔らかい鶏肉が好相性の大分名物『とり天』と、風味豊かでまろやかな味わいの『おおいた和牛』のローストビーフが入った「おおいた和牛・とり天折詰」

そのほかにも、月替わりで大分の旬を盛り込んだアラカルトやランチ、大分の郷土料理に合うお酒。自宅はもちろん、ビジネスシーンや手土産にも最適な坐来大分の折詰も用意。

また、おおいた豊後大野清川産の希少な大分の金ごまを使った「金ごまフロランタン」や、江戸時代から親しまれ、生産量日本一を誇るかぼすを使った「かぼすサブレ」などのお土産も揃っている。

坐来大分
住所|東京都千代田区有楽町2-2-3 ヒューリックスクエア東京3F
Tel|03-6264-6650
アクセス|東京メトロ銀座駅・日比谷駅から徒歩約1分
営業時間|11:30~14:00(13:30L.O.)、17:00~22:00(21:30L.O.)
定休日|日・祝日・第1土曜・盆・年末年始
https://zarai.jp/


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