《バンヤンツリー・東山 京都》
世界を魅了する癒しのスパと
温泉を古都で堪能
京都の歴史と伝統が息づくエリアに誕生した「バンヤンツリー・東山 京都」。今回、編集部が実際に足を運び、極上のくつろぎを体験してきた。また、客室やスパでのひとときやアフタヌーンティー、ディナー、朝食などもご紹介!ホスピタリティの高さに定評のあるブランドの日本初上陸とあって心身を癒し、充足するヒントが随所にちりばめられている。
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古都でのひとときで心を癒す

清水寺のほど近く、京都市街を見渡す高台に佇む「バンヤンツリー・東山 京都」。タイ・プーケットで創業し、心身が調和する“五感の聖域”を信条にホテルを展開する「バンヤンツリー」ブランドが、2024年に日本に進出し構えたアーバンリゾートだ。
「幽玄」をコンセプトにデザインされた客室は、全52室。「ONSEN」カテゴリーの客室では、敷地内に湧出する天然温泉「京都東山温泉」をプライベートな空間で堪能できる。肌触りのいい単純弱放射能冷鉱泉の湯に浸かれば、ヒバの浴槽のふくよかな香りに包まれて極上の寛ぎを体感できる。モダンかつナチュラルなしつらえにも心癒されながら、古都でのひとときがゆったりと流れていく。

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世界に誇るスパでの特別な体験

フェイシャル、スクラブ、ボディマッサージや温泉体験を組み合わせたシグネチャー「ロイヤル・バンヤン」などトリートメントメニューは多彩
見逃せないのがバンヤンツリーが世界に誇る、「バンヤンツリー・スパ」でのホリスティックなトリートメント。熟練したセラピストの手技が冴えるトリートメントに、身も心もとろけるよう。施術に使うオイルやスクラブはタイから取り寄せたもので、エレガントな香りがたまらない。

スパルーム内の温泉入浴を組み合わせることでトリートメントの効果が高まり、より深いリラクゼーションへと誘う。温泉という日本文化と、タイの流れをくむ独自のメソッドが融合した、世界でここだけの特別な体験ができるのだ。
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食材を活かした美食で
和の趣を堪能
五感を心地よくリチャージするのに欠かせない美味の体験は、割烹料理「りょうぜん」で。日本の伝統を現代的に解釈した能舞台を間近に感じながら、京都の新鮮な旬素材を取り入れたメニューを味わえる。

スイーツのほかサンドイッチや棒寿司などのセイボリーが充実し、男性にも好評のアフタヌーンティーセット。気候のいい季節は、能舞台前のテラス席もおすすめ
ビジターにも人気の高いアフタヌーンティーは、ホテルの世界観とシンクロする和の趣。フルーツを盛り込んだ大福や最中、七輪で炙って仕上げるどら焼きなど、ユニークなプレゼンテーションが楽しい。

みずみずしい季節感を可憐なあしらいで表現した前菜にはじまり、緩急に富んだ全8品が登場する「風姿会席」。旬の食材ならではの豊かな風味にハッとさせられる。締めの季節の炊き込みご飯も楽しみ
ディナーの「風姿会席」は、日本料理を軸にした、繊細かつ伸びやかな仕立てのコース。生命力を感じる食材の滋味深さと彩りの鮮やかさ、うつわ使いの優美さを通して、いまという季節を存分に味わいたい。

「BAR RYOZEN」のシグネチャーカクテル「サケ・シダクション」。2種の日本酒を組み合わせ、抹茶と桜の風味を重ねて芳醇で奥行きある味わいに。二層が幻想的な美しさ
食後は「BAR RYOZEN」で、伏見の地酒をはじめ日本全国の美酒をぜひ。日本酒やみりんを生かした創意豊かなシグネチャーカクテルは、美味しい驚きに満ちている。時を忘れる、新たな京都ステイがここに。
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二段のお重を展開していただく朝食会席。名物の豆乳蒸し、しば漬けドレッシングのサラダ、巻き湯葉の煮物など、朝の身体に優しい品々ばかり。希望に応じてアメリカンブレックファストも提供可能
≫公式サイトはこちら
バンヤンツリー・東山 京都
住所|京都府京都市東山区清閑寺霊山町7
Tel|075-531-0500
客室数|52室
料金|1泊2食付20万円〜(税・サ込、宿泊税別)
カード|AMEX、DINERS、Master、VISAほか
IN|15:00
OUT|12:00
夕食|日本料理(レストラン)
朝食|日本料理(レストラン)
アクセス|車/名神高速道路京都南ICから約40分 電車/JR京都駅からタクシーで約15
施設|スパ、ジムなど
text: Aya Honjo photo: Mariko Taya
ニッポンの一流ホテル・リゾート&名宿 2025-2026
































