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《バンヤンツリー・東山 京都》
日本文化と温泉を堪能するリゾートホテル

2024.10.3 PR
《バンヤンツリー・東山 京都》<br>日本文化と温泉を堪能するリゾートホテル

長い間、開業が待ち望まれていたホテルブランドの日本進出が叶った。1994年にタイ・プーケットで誕生し、世界中の景勝地や風光明媚な観光地にスパを伴うリゾートをつくり続ける名ブランド「バンヤンツリー」が、この夏、京都の東山の高台に「バンヤンツリー・東山 京都」としてドアを開けた。

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デザインコンセプトは、
幽玄(趣深く優美なこと)。

木造が優しい印象のしゃれたロビー。壁には京都らしいアートが飾られ、一部には吹き抜け天井も。木と石とガラスなど自然素材でつくられた居心地のいい空間

世界的なブランド力を誇るリゾートホテル「バンヤンツリー」が、2024年8月20日、京都・東山に開業を迎えた。京都観光の重要エリアながら、少し秘密めいた閑静な場所にある。昔から東山のこの霊山(りょうぜん)地区は、「北に大谷祖廟、南には鳥辺野(とりべの)と呼ばれた場所があり、現世と来世を隔てる結界のような場所」として知られる。“能”の舞台をホテルが保有するのも、能の境界性や京都・東山の土地の特性からという。その能舞台のデザインは建築家・隈研吾氏。概念を超えた斬新な姿での登場だ。ホテルは「能楽に限らず現代的なアートパフォーマンスも」と、舞台としての可能性を語る。

ホテル全体のデザインコンセプトは「幽玄(趣深く優美なこと)」とし、客室デザインを担当した橋本夕紀夫デザインスタジオは、世阿弥による能の伝書『風姿花伝』から「秘すれば花」の一節を投影している。

幾何学的な木組みの庇が印象的なエントランス。敷地は12mの高低差があり、入り口から軽い上り坂に。石垣は60年以上前に創業した、ホテルりょうぜんの資産を継承

敷地の東側、山肌に茂る竹林は、6年余りをかけ手を入れたといい、みずみずしい竹林がよみがえっている。また敷地を囲う石垣はこの地にあった「ホテルりょうぜん」からの継承だ。バンヤンツリーの哲学は常にサステイナビリティにのっとり、ウェルネスライフ、環境活動などにも余念がない。

能舞台を包むように山肌の森が茂り、その一部に立派な竹林がある。荒廃していた竹林に手を入れ開業までに再生させること6年。現在は裏山の一部として遊歩道の散策も

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新しい“和”の世界

京都市内を一望する西側の「ウェルビーイングサンクチュアリルーム」からは感動的な夕陽が。ヒバ製の浴槽には緑茶、日本酒など天然素材の入浴剤が並ぶ

「バンヤンツリー・東山 京都」につくられた客室は全52室。ほかの空間同様に白木が多く使われ、客室にも温かみのある新しい“和”の世界が創造された。とがり過ぎず洗練された客室は橋本夕紀夫デザインスタジオが担当。ホテルのデザインコンセプト「幽玄」をモダンに昇華させた美しい空間だ。
西側の客室の窓からは京都市内が一望できる。室内から感動的なサンセットが望め、東側の客室からは斬新なデザインの能舞台や竹林が望める。

敷地内から湧き出る天然温泉・京都東山温泉を使用した大浴場を併設。「グランドONSENリトリート」、「バンヤンONSENリトリート」など温泉が引かれた客室も設置

敷地内に湧出する天然温泉「京都東山温泉」は、石垣同様にホテルりょうぜんからの継承だ。天然温泉は単純弱放射能冷鉱泉、源泉名は霊山新温泉といい、肌触りもいい。温泉はスパ内にも引かれ、温泉の効能も加わり、手技の確かなトリートメントとともに究極のリラクゼーションが提供される。数々の世界的な賞を受賞しているバンヤンツリーのスパだけに期待が高まる。

大きなガラス窓の向こうには能舞台という稀少なロケーションのシグネチャーダイニングりょうぜん

シグネチャーダイニング「りょうぜん」では、“五感を刺激する会席料理”が提供される。京都や近郊の旬の食材を用いて丁寧に調理される料理は、色彩も豊かで京都らしい艶やかさが特徴的だ。能舞台でパフォーマンスが開催されれば、演目を観賞しながら食事のとれる特別なディナータイムとなろう。

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会席料理「風姿」から“造”「SASHIMI」。この日は旬のマグロと真鯛の2種盛り。麹醤油、タマネギドレッシングで
夕刻には、オリジナルカクテルや日本酒などが楽しめる。京都・伏見や日本各地の日本酒を、米にまつわるストーリーとともに堪能できる
6室あるトリートメントルームは温泉、スチームサウナ付き。施術は日本酒入りフットバスから

 

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バンヤンツリー・東山 京都
住所|京都府京都市東山区清閑寺霊山町7
Tel|075-531-0500
客室数|52室
料金|1泊2食付19万円~(1室2名利用時の1室分。税・サ込、宿泊税別)
カード|AMEX、DINERS、Master、VISAほか
IN|15:00 OUT|12:00
夕食|日本料理(レストラン)
朝食|日本料理(レストラン)
アクセス|車/名神高速道路京都南ICから約40分 電車/JR京都駅からタクシーで約15分
施設|スパ、ジム

text: Kyoko Sekine photo: Mariko Taya
「ニッポンの一流ホテル・リゾート&名宿 2024-2025」

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