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《星のや東京》
落語を通じて秋の味覚をより深く堪能!

2022.10.7
《星のや東京》<br>落語を通じて秋の味覚をより深く堪能!

ご馳走を食べる幸せは人が生きる力の源と言っても過言ではない。とくに秋はサンマをはじめとする魚や野菜、キノコ、果物など、多くの食材が旬を迎える季節。そんな食欲の秋に体験しておきたい、一風変わった滞在プラン「ご馳走落語」が東京・大手町の日本旅館「星のや東京」にて開催中だ。

また通年開催している地上160ⅿでの剣術稽古ができるアクティビティ「天空朝稽古」も併せて体験すれば、澄んだ秋空の中で心身がととのうこと間違いなし。今回はふたつのプランを紹介しよう。

現代の都心によみがえる日本旅館
星のや東京とは?

「夢中になるという休息」をコンセプトに、独創的なテーマで圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土や歴史、文化が滞在時間を豊かにするものとしてもてなしに織り込まれ、特別な非日常へ誘う。
「星のや東京」は、現代に合わせて進化した「塔の日本旅館」だ。地下2階、地上17階の塔型の空間には、畳敷きの玄関や伝統的な和室、各階のお茶の間ラウンジ、最上階の温泉をはじめ、日本文化を身近に感じられる設えが散りばめられている。

目黒の秋刀魚、大工調べ、夜鷹そば屋…
名作落語に登場する旬の味覚を味わう

古典落語を初心者にも分かりやすく披露してくれるのは、落語協会所属の真打・玉屋柳勢(りゅうせい)氏。実際に目の前にあるかのように美味しそうに味わう食事の表現は、見ているだけでお腹が鳴り出す

多くの食材が実りを迎える秋。いまも昔も人々は旬の味覚を楽しんでいる。江戸時代後期からはじまった落語は、江戸の人々が持つ人情や生活ぶりが旬のささやかなご馳走とともに数多く描かれている。
2022年9月1日~11月30日にかけて開催される「東京・ご馳走落語」では、食欲の秋と呼ばれるこの季節に、旬のささやかなご馳走や食材が登場する落語を聞き、旬の味覚を優雅に堪能できる。

開催場所は各フロアにある宿泊者専用のプライベートスペース「お茶の間ラウンジ」。ゆったりと寛げる空間で、「目黒の秋刀魚」に出てくるサンマや「大工調べ」に出てくるサツマイモ、「夜鷹そば屋」に出てくるそばといった旬の味覚を使った料理と日本酒が味わえる。落語に出てくるような食べ方とフレンチの技法を用いて調理された3種類の料理で秋に旬を迎える食材を味わう。その時期の旬に合わせて、1ヵ月ごとに披露される落語も変わっていく。

奥に秋刀魚の炭火焼、手前左から秋刀魚とポルチーニ茸の東寺揚げ、秋刀魚のルーロー、秋刀魚コンフィの炭火焼

演目「目黒の秋刀魚」/サンマ
「目黒の秋刀魚」の噺に合わせ、炭火で焼 き、大根と醤油を合わせたサンマと、現代の調理法で仕立てたサンマ料理が提供される。9月から10月にかけて出回る産卵前のサンマは、脂が乗ってしっとりとしている。頭から骨まで美味しく食べられる「秋刀魚コンフィの炭火焼き」は、旬のサンマの持つ滋味が感じられる一品だ。塩麹でマリネし、ゆっくりと低温の油でコンフィした旬のサンマを、炭火で炙る。また、ポルチーニ茸を合わせた「秋刀魚とポルチーニ茸の東寺揚げ」と秋ナスと酢でしめた「秋刀魚のルーロー」も新たなサンマの魅力を引き出している。

奥に焼き芋、手前左から薩摩芋の焼きリゾット、薩摩芋とフォアグラのコロッケ、薩摩芋のレムラード

演目「大工調べ」/サツマイモ
充分な甘みが特徴の薩摩芋をそのままじっくりと火を通した焼き芋と、サツマイモをフォアグラ、マデラソースを合わせ、薩摩芋の皮 をパン粉に使用した「薩摩芋とフォアグラのコロッケ」が提供される。また、マヨネーズと合わせてポテトサラダのように仕上げた「薩摩芋のレムラード」と「薩摩芋の焼きリゾット」には味噌やいぶりがっこを使用するため、日本酒との相性も抜群。8月から収穫がはじまるサツマイモだが、美味しく食べられるのは収穫から2~3ヵ月が経ち水分が抜けた 状態と言われている。甘味をよりいっそう引き出す仕立てで堪能できる。

奥にかけそば、手前左からそば粉のブリニ、鴨とそばの実のカイエット、そばがきの鴨コンソメ

演目「夜鷹そば屋」/そば
新そばを使用した、いまも昔も変わらない、かけそばというシンプルな食べ方と、鴨南蛮そばから着想を得た「そばがきの鴨コンソメ」が提供される。この料理は、そばがきをフリットにし、揚げ出し豆腐のように鴨のコンソメをかけ、新そばの風味がふんだんに感じられる一品。また、 旬の新そばをふぐの卵巣の糠漬けとクリームチーズをあわせた「そば粉のブリニ」とトリュフの香りを添えた「鴨とそばの実のカイエット」も絶品だ。

落語とその食事を楽しむための落語講座も開催。落語初心者から上級者まで満喫できるよう、落語家と会話しながら落語の成り立ちや技術などの基本的なことから、現代の落語業界事情や裏話まで話してくれる。落語に親しみを持ってから演目を見れば、よりいっそう噺に入り込める

秋空の下、地上160ⅿでの剣術稽古で
心身をリフレッシュ

通年開催しているアクティビティ「天空朝稽古」も、夏から秋に向かう澄んだ空気の中で体験すれば、よりいっそう楽しめる。早朝、剣術の動作と深呼吸を組み合わせた同館オリジナルの稽古を行う。木刀を使い、剣術の動きを大きく行うことで、肺機能を刺激し高める。視界に遮るものがなく、遠くまで見渡せる高層ビルの屋上で、朝陽を浴びながら気持ちよく身体が目覚めていく。また開放感たっぷりの屋上からは眼下に広がる東京のビル群やスカイツリー、東京タワーの絶景も楽しめる。

最上階にある温泉は大都会ならではの開放感が味わえる

季節が移ろい感性が研ぎ澄まされるこの時期、江戸の食や文化、澄んだ空気を感じながら秋のひと時を満喫してみてはいかがだろうか。

東京・ご馳走落語
期間|2022年9月1日~11月30日(目黒の秋刀魚9月1日~30日、大工調べ10月1日~31日、夜鷹そば屋11月1日~30日)
定員|6名(最少催行人員2名)
料金|1名2万円(税サ込、宿泊料別)

天空朝稽古
期間|通年
時間|6:45~7:45
料金|無料
予約方法|星のや東京フロントにて前日21:00まで受付(宿泊者限定)
※雨天中止

星のや東京
住所|東京都千代田区大手町1-9-1
Tel|0570-073-066(星のや総合予約)
客室|84室
IN|15:00 OUT|12:00
料金|1泊11万2000円~(1室あたり、税サ込、食事別)
アクセス|JR東京駅より徒歩10分、東京メトロ大手町駅より徒歩2分

 

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