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東京国立近代美術館 所蔵作品展「MOMATコレクション」を開催

2021.3.21
東京国立近代美術館 所蔵作品展「MOMATコレクション」を開催
畠山直哉《「Untitled(tsunami trees)」より 2019年10月6日 岩手県陸前高田市》(2019年)

東京国立近代美術館は、所蔵作品展「MOMATコレクション」を、2021年3月23日(火)〜5月16日(日)まで開催する。

東京国立近代美術館のコレクションから、200点以上の作品を紹介する所蔵作品展「MOMATコレクション」。今期は、東日本大震災から10年を迎えることにちなんだ展示や、同時開催の企画展「あやしい絵展」の関連展示などを展開。

東日本大震災から10年
再び「東北を思う」

大岩オスカール《ガーデニング(マンハッタン)》(2002年)

今年の春は東日本大震災(3.11)から10 年の節目の年。東京国立近代美術館では、震災直後の2011年5月から2014年度にかけて、3度にわたって「東北を思う」と題した特集をした。1回目は東北にゆかりの作家と東北を描いた作品からはじめ、3回目には震災をテーマにした作品等も加えて展示した。今期は「東北を思う」の展示を複数の展示室で部分的に再現し、震災後に制作された作品とともに、改めて東日本大震災を振り返る。作品には当時の解説キャプションも添える予定。

主な展示作品
4階4室|関東大震災後の復興する都市・東京の姿を描いた版画作品。
3階9室|1970年代の東北を舞台とした、北井一夫「村へ」、森山大道「遠野物語」、須田一政「風姿花伝」。
2階11・12室|東日本大震災を背景に制作された藤井光、Chim↑Pom、田中功起らの映像作品。畠山直哉の「Untitled(tsunami trees)」シリーズ。N.Y.同時多発テロ(9.11)という大きな災厄を契機に制作された、大岩オスカール《ガーデニング(マンハッタン)》等。

春まつり

船田玉樹《花の夕》(1938年)

千鳥ヶ淵の桜の開花に合わせて開催される全館イベント「美術館の春まつり」(3月23日(火)~4月11日(日)まで ※作品の展示は5月16日(日)まで)。花を描いた日本画が3階10室に勢ぞろい。年に1度、この時期だけの公開となる重要文化財の川合玉堂《行く春》(1916年、屏風六曲一双)、しだれ桜ほか40種類を超える希少な桜を描いた跡見玉枝の《桜花図巻》(1934年、画巻一巻)、船田玉樹《花の夕》(1938 年、屏風四曲一隻)、安田靫彦《木花之佐久夜毘売(このはなのさくやひめ)》(1953年、軸、登録美術品)が登場。また、近年人気が高まっている川瀬巴水、土屋光逸らによる「新版画」も展示。

「あやしい絵」にちなむ部屋

中沢弘光《かきつばた》(1918年)

企画展ギャラリーで同時開催の「あやしい絵展」に関連して、4階2室では明治末期~昭和初期に描かれた中沢弘光、前田青邨、中村不折による物語や詩歌を題材とした絵画作品を展示。4階5室では「あやしい絵展」にシンクロするようなエロティック・グロテスク・退廃的・ミステリアスな世界が描かれた作品を展示。古賀春江、長谷川利行、木村荘八らの作品が登場する。

写真展「幻視するレンズ」
コレクションによる小企画)

川田喜久治《「ラスト・コスモロジー」より 怪鳥》(1987年)

人の眼とは異なる「機械の眼」であるカメラは、写真家の想像力と結びつくとき、目の前の現実に幻想的な世界への扉を開くことがある。写真のもう一つの側面を探る特集を、2階ギャラリー4で同時開催する。ウジェーヌ・アジェ、ジョエル= ピーター・ウィトキン、中山岩太、椎原治、川田喜久治、神谷俊美らの作品を紹介。同時開催の「あやしい絵」に合わせて「あやしい写真」の世界もぜひ。

その他の注目ポイント
ソル・ルウィット《ウォール・ドローイング#769》公開

ソル・ルウィット《ウォール・ドローイング#769 黒い壁を覆う幅36インチ(90cm)のグリッド。角や辺から発 する円弧、直線、非直線から二種類を体系的に使った組 み合わせ全部。》(1994年)Courtesy the Estate of Sol LeWitt, Massimo De Carlo and TARO NASU Copyright the Estate of Sol LeWitt. 撮影:木奥恵三

ミニマル・アートとコンセプチュアル・アートの先駆者ソル・ルウィットの巨大壁画《ウォール・ドローイング#769 黒い壁を覆う幅36インチ(90cm)のグリッド。角や辺から発する円弧、直線、非直線から二種類を体系的に使った組み合わせ全部。》(1994年)が、昨年末、3階「建物を思う部屋」に完成した。ソル・ルウィットのウォール・ドローイング作品がコレクションとして美術館に収蔵・展示されるのは国内初。現代アートを体感できる空間、新しい撮影スポットとしても楽しめる。

オンライン・キュレータートーク公開中
おうちでもMOMATを楽しめるように、公式YouTube チャンネルで、研究員によるオンライン・キュレータートークを公開。
https://www.youtube.com/user/MOMAT60th

所蔵作品展「MOMATコレクション」
開催期間|2021年3月23日(火)〜2021年5月16日(日)
会場|東京国立近代美術館4F—2F 所蔵品ギャラリー
住所|東京都千代田区北の丸公園3-1
開場時間|10:00〜17:00、金曜・土曜は20:00まで開館。いずれも入館は閉館の30分前まで
休館日|月曜日(ただし3月29日、5月3日は開館)、5月6日(木)
アクセス|東京メトロ東西線「竹橋駅」(1B出口)徒歩3分
観覧料|一般500(400)円、大学生250(200)円
※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
※金・土曜の17時以降は、割引料金。一般300円、大学生150円。
※高校生以下および18歳未満、65歳以上、「MOMATパスポート」をお持ちの方、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。入館の際に、学生証、運転免許証等の年齢の分かるもの、障害者手帳等をご提示ください。
※キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は学生証または教職員証の提示でご観覧いただけます。
※「友の会MOMATサポーターズ」、「賛助会MOMATメンバーズ」会員の方は、会員証のご提示でご観覧いただけます。
※「MOMAT支援サークル」のパートナー企業の皆様は、社員証のご提示でご観覧いただけます。(同伴者1名迄。シルバー会員は本人のみ)
問い合わせ|050-5541-8600(ハローダイヤル)
https://www.momat.go.jp


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