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特別展「豊臣の美術」が、大阪市立美術館にて開催。

2021.4.1
特別展「豊臣の美術」が、大阪市立美術館にて開催。

大阪市立美術館は、豊臣ゆかりの作品を展示する、特別展「豊臣の美術」を、2021年4月3日(土)〜5月16日(日)まで開催する。

「豊臣大明神」天下人、神になる

重要文化財《豊臣秀吉像》 慶長3年(1598)賛 京都・高台寺蔵

日本史上もっとも立身出世をとげた人物はだれかと問われたら、大多数の人が最初に名前をあげる人物、それは「豊臣秀吉」ではないだろうか。織田信長の遺志を継いで全国統一をなしとげ、大坂に政治拠点を定めた天下人・秀吉とその一族は、強大な権勢と富を手中におさめ、絢爛豪華な桃山文化を隆盛へと導いた。16世紀末から17世紀初頭のわずか30年たらずの短い期間だったが、豊臣氏がリードした文化創造のトレンドは、人々の美意識に大きな変革をせまり、桃山美術の潮流を醸成する原動力となった。

「美麗無双」
桃山セレブが選ぶ調度・名物

《唐物瓢箪茶入 上杉瓢箪》(豊臣秀吉所持)中国 南宋~元時代・13〜14世紀 野村美術館
国宝《短刀 銘左/筑州住(号じゅらく(太閤左文字))》(豊臣秀吉所持)南北朝時代・14世紀 ふくやま美術館

大坂の陣で敗れて滅亡の道をたどった豊臣氏に直接関わる美術工芸関係の遺品は、勝者である徳川氏のそれに数的には及ぶべくもなかった。しかしながら、関係寺社、皇族・貴族、恩顧の大名らのもとを経て、少なからぬ優品が今日まで伝えられている。

「大檀那豊臣」
御用絵師と寺社・御殿の荘厳

重要文化財《四季花木図襖》狩野光信筆 慶長5年(1600)滋賀・園城寺

秀吉の神格化にかかわる多数の肖像、秀吉夫妻の遺愛品である優美な蒔絵調度(高台寺蒔絵)をはじめ、唐物茶道具、刀剣など一族が収集した名物の数々、あるいは御用絵師・狩野派による寺院障壁画や太閤秀吉を追慕する風俗画まで、古文書、甲冑類を除いても、その内容は実に多彩。この展覧会では、これら豊臣ゆかりの品々から国宝3件、重要文化財22件を含む約80点の精華をよせ 、激動の時代を映す壮麗な造形を紹介する。桃山の「夢」をひらいた、天下人の大いなる威光と美意識を体感できる。

「太閤追慕」
風俗画という記憶

重要文化財「醍醐花見図屏風」桃山時代・16〜17世紀 国立歴史民俗博物館

特別展「豊臣の美術」
開催期間|2021年4月3日(土)〜5月16日(日)
会場|大阪市立美術館〔天王寺公園内〕
住所|大阪市天王寺区茶臼山町 1-82
開館時間|9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日|月曜日(5月3日は開館)
※災害などにより臨時で休館となる場合があります
観覧料|一般 1500円、高大生 1000円
※前売券の販売はありません。
※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)
※大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。
Tel|06-4301-7285(大阪市総合コールセンターなにわコール。年中無休 8:00~21:00)
https://www.osaka-art-museum.jp/sp_evt/toyotomi


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