ART

自宅でも加島美術を鑑賞できる
「大筆跡展 ― 筆跡に観る日本のこころ―」

2020.11.11
自宅でも加島美術を鑑賞できる<br>「大筆跡展 ― 筆跡に観る日本のこころ―」

加島美術は、2020年11月14日(土)〜2020年11月29日(日)まで、「大筆跡展―筆跡に観る日 本のこころ―」を開催する。作品点数約55点。観覧無料。この展示会は、加島美術が2020年秋から冬にかけて、3回連続で開催している大企画展シリーズの第2弾目となる展示販売会となる。

加島美術による日本美術のアンソロジー!
連続開催となる加島美術大企画展シリーズ 第2弾

大愚 良寛「百花春」

加島美術では、日本美術を常に新たな見せ方で紹介し、美術品を暮らしに取り入れることの豊かさや価値を広めるべく、様々な提案をしてきた。今、稀に見る苦難の時代だからこそ、日本古来の美の姿に触れ、豊かな時間を味わう心を忘れないで欲しいという願いを込め、2020年の秋から冬にかけてジャンルごとにフォーカスした連続企画展を開催。

近代絵画・筆跡・古画という日本美術の主要なカテゴリーごとに粋を集めた、いわば、加島美術による日本美術のアンソロジーともいうべき展示販売会。今般開催する「大筆跡展―筆跡に観る日本のこころ―」は、この大企画展シリーズの第2弾目となり、加島美術がこれまで蒐集してきた中世から現代までの筆跡作品を大特集する。なお、第3弾は2020年12月開催の「大古画展―江戸時代を彩った巨匠たち―」を予定している。

本年のみの特別開催となる加島美術大企画展。加島美術がご紹介してきた日本美術の巨匠たちを振り返り、変わりゆくこれからの年月を歩 んでいく一つの礎となる。

大筆跡展の見どころ
01|ジャンルごとにわかりやすく紹介!

浦上 玉堂「烹玉塵啜香乳」
与謝 蕪村 「『春の夜や...』句自画賛」

《江戸の書:古典的な美しさ》
文人に必須とされた琴棋書画(きんきしょが)。江戸時代の知識人はこぞって書を嗜んだ。中国から伝わった漢字に留まらず、飛鳥時代に花開いた仮名文字も織り交ぜ、書き記すだけの文字ではなく書としての趣を追求した江戸時代の書は、失われることのない古典的な美しさを誇る。

主な出店作品:池大雅、浦上玉堂、与謝蕪村 ほか

白隠慧鶴「布袋吹於福」

《仏教の書:わかりやすく視覚的に訴える書の迫力、おかしみ》
仏教における書は、インドの経典を訳したものから始まる。時代が下っても、仏教の書が持つ本質は仏の教えに他ならない。特に多くの書が残されたのは禅宗においてで、民衆に広くわかりやすく禅の教えを伝えるために多くの書や画賛が認められた。それらのなかには、得も言われぬ迫力や、どこかおかしみのある可愛らしさを持つものも数多くある。書の内容は当然として、書の造形そのものが禅の教えを視覚的に訴えかけてくるようでもある。

主な出店作品:一休宗純、大愚良寛、白隠慧鶴 ほか

徳川 家康「消息幅」
西郷 南洲「世路...」

《武士・志士の書:書に感じる作者の人柄、人生》
時代の大きなうねりの中を生き抜いてきた武士や志士たちの書。私たちはその書体に各人の人柄を重ね合わせ、その内容に各人の人生を重ね合わせている。純粋に書を味わう以上の楽しみがここにはある。

主な出店作品:徳川家康、新井白石、西郷南洲 ほか

井上 有一「人麿歌」

《書家の書:造形芸術としての書》
書道においては、先人たちの研鑽が結実した古典を手本とし美しい筆跡を学ぶこと、それは人格の表現であるともされ、格調高い筆跡こそが正統とされている。対して、それらを土台とし、新たに開拓された新しい書道の形は前衛書道と呼ばれている。これらは墨象とも呼ばれ、視覚に訴える芸術として純粋に造型・線・墨色・余白などの美しさを主張するもの。文字の意味を超越し、その造形的な美しさをある意味絵画的手法によって表現される。そんなスリリングな書の姿をぜひ味わってみてください。

主な出店作品:手島右卿、井上有一

棟方 志功「即如」

《画人の書:余技にみる画人の本懐》
江戸時代の文人にみられるように、画人が余技として書を嗜むことは現代においても尚脈々と受け継がれている。決して流麗な書ではありませんが、それぞれの書にはそれぞれの描く絵画にも通ずるような、根源的な力強さを感じることができる。画家の人生を投影したかのような書風、内容は文字が表す以上の強い意味を持って、訴えかけてくるよう。

主な出店作品:棟方志功、須田剋太、竹久夢二 ほか

 

《文士の書:観て感じる文豪たちの息遣い》
歴史に名を残す文士たち。彼らの文学作品を読むことはあっても、直にその筆跡に触れる機会はほとんどない。彼らが持っていた思想や感動、時代へ対する閉塞感…様々な情念は小説だけではなく、作品にも表れている。言葉より先に目に飛び込んでくる作品が語る文豪たちの想いは、文学作品とはまた違った生々しさを持っている。

主な出店作品:夏目漱石、斎藤茂吉 ほか

02|外出することが難しい昨今…自宅にいながら、鑑賞できる!

新型コロナウイルスの流行に終息の兆しが見えない不安な状況が続きますが、大筆跡展に出品される作品や展示会の雰囲気を、自宅にいながら少しでもお楽しみいただけるように、展示会の全作品を掲載したカタログを用意。

カタログは、希望の皆様全員に無料でお送りしている。また紙のカタログ以外でもパソコン、スマートフォンなどでも鑑賞できるオンラインカタログも用意。ぜひこの機会にお申し込みください。価格も明記しているので、お気に入りの作品が見つかりましたら、お電話やFAX、メールにて問い合わせ、注文することができる。

03|貴重な作品の数々をガラスケースなして見ることができる!

会場では貴重な作品の数々を、ガラスケースを使わずに展示している。ガラス越しではなかなか感じることのできない作品の佇まい、作家の筆遣いをぜひ直接おたのしみください。

加島美術大企画展第2弾「大筆跡展 ―筆跡に観る日本のこころ―」
開催日|2020年11月14日(土)〜11月29日(日)
住所|東京都中央区京橋3-3-2
会場|加島美術
営業時間|10:00〜18:00 ※会期中無休
Tel|03-3276-0700
アクセス|地下鉄銀座線「京橋駅」出口3 徒歩2分、有楽町線「銀座一丁目駅」出口7 徒歩3分、都営浅草線「宝町駅」A4出口 徒歩5分、JR「東京駅」八重洲南口 徒歩9分
入場料|無料
作品点数|約55点
主な出品作家|一休宗純、白隠慧鶴、大愚良寛、池大雅、井上有一ほか
https://www.kashima-arts.co.jp/exhibitions/calligraphy/

加島美術では、はじめてのお客様に展示会の販売カタログを無料で差し上げておりますので、お気軽にお問い合わせください。

※新型コロナウイルスの感染拡大状況により、営業日・時間が変更とな る場合がございます。変更の際には、弊社ウェブサイトや各種SNSにてイトシアプラザお知らせしております。


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