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「ヘルジアンウッド」
富山の景観と和ハーブで癒される美と健康のビレッジ

2020.7.18
「ヘルジアンウッド」<br>富山の景観と和ハーブで癒される美と健康のビレッジ
背後に立山連峰を臨む美しい借景。空気も澄み、そこにいるだけで心が洗われるような空間。

新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、今年誕生した施設や開業間近の施設は多い。今回は、隈研吾さんが建築を手がけ、富山県立山町の散居村にオープンした「Healthian-wood(へルジアンウッド)」を紹介。

美と健康の総合施設「Healthian-wood」は、もともと精油(アロマオイル)の抽出工房と精油の原料となるハーブ畑をつくろうという思いから始まり、人間性や眠っていた五感を呼び覚ますような感性で、現代の美しい村をつくろうというプロジェクト。「和ハーブ」をテーマに、約4万平方mの広大な敷地にテーマレストラン、ハーブ畑、アロマ工房も併設されており、チャペルにもなる大屋根を併設している。

景観に溶け込む美しい大屋根。結婚式のチャペルや、富山の生産者や事業者が集う朝市など、季節や時間によっても表情を変える空間

ハーブ畑ではラベンダーやローズマリーなど、和ハーブも含めて100種類以上の栽培を予定。今年3月に先行オープンしたレストランでは富山の食材とハーブを使用した料理を楽しむことができ、太陽の動きに合わせた二十四節気の考えを取り入れた料理は2週間ごとに変更される。

ちなみに二十四節気とは、太陽の動きを元に、日本の四季をさらにそれぞれ6つに分けた平安時代から使われている季節の区分で、例えば今の時期だと、7月22日から8月6日までを最も暑さの厳しくなる頃として「大暑」、8月7日から8月22日までを暦の上では秋が始まりとして「立秋」としている。食を通して、当時の日本の季節感や、富山の風土も感じとることができる。

7月4,5日に行われたオープニングイベントを皮切りにアロマ工房「The Workshop」もオープン。畑で収穫したハーブを使ったアロマオイルの抽出体験や、専門資格を持つ講師によるスクールなど、さまざまなワークショップの開催を予定している。

ラグジュアリーなリゾートもいいけど、自然豊かな立山の麓に位置するビレッジ「Healthian-wood」で、身体だけではなく心にも働きかけるハーブや香りの力を感じ、身体の内側から癒しと美しさを求めてみてはいかがだろうか。

Healthian-wood
住所|富山県中新川郡立山町日中上野57-1
営業時間|〈The Kitchen〉11:00〜15:00(L.O.14:00)、〈The Table〉12:00〜、18:00〜(コース料理のみ、12:00〜13:00、18:00〜19:00の間で希望開始時間を3日前までに要予約)
定休日|水曜、第3火曜(祝日の場合は営業)
Tel|076-482-2536
www.healthian-wood.jp

text: Discover Japan
2020年7・8月号 特集「この夏、どこ行く?ニッポンの旅計画108」


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