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【永久保存版】死ぬまでに見たい日本の紅葉ベスト5〜絶景温泉編〜
温泉カメラマン・杉本圭さん

2019.10.7
<b>【永久保存版】死ぬまでに見たい日本の紅葉ベスト5〜絶景温泉編〜</b><br>温泉カメラマン・杉本圭さん

各分野で活躍する写真家が撮影した、鮮やかな紅葉の風景を4回にわたって紹介する《死ぬまでに見たい日本の紅葉ベスト5》。最終回は温泉カメラマンの杉本圭さんが撮影する絶景温泉を紹介する。

写真家
杉本 圭(すぎもと・けい)
1975年、福岡県生まれ。出版社勤務を経て、九州を中心に日本各地の温泉地を撮影する温泉カメラマン。ポートフォリオサイト「九州温泉カメラ」を運営。
sugimoto.lomo.jp/home.html

 

乳頭山のふもとにある日本を代表する秘湯
乳頭温泉郷 鶴の湯温泉

十和田八幡平国立公園にある乳頭山麓に点在する7湯からなる乳頭温泉郷。「中でも日本を代表する秘湯が『鶴の湯温泉』です」。泉質の異なる4つの源泉があり、すべて日帰り入浴で楽しめるが、「紅葉時期は混むので、宿泊するのがおすすめ。宿全体がひとつの集落になっていて、昔ながらの温泉宿の雰囲気を伝えるテーマパークのようです」。「鶴の湯別館 山の宿 食事処 庵」では、「名物・山の芋鍋を昼食で味わえます」。

住所:秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50
Tel:0187-46-2139
料金:1泊2食付8790円~(冬期は1部屋につき暖房費1080円加算)、日帰り入浴600円(10:00~15:00、毎週月曜(祝日の場合は直近の平日)は内湯のみ)
アクセス:JR田沢湖駅からバスでアルパこまくさ下車後、送迎バス利用(田沢湖駅着後、バスの発時間を電話で要連絡)
www.tsurunoyu.com

 

見渡す限り絶景が広がる開放的な温泉
二岐温泉大丸あすなろ荘

平安時代中期の開湯と伝わる二岐温泉は、福島県中南部の山奥にある秘湯。中でも「大丸あすなろ荘」は江戸時代以来の湯宿で、「温泉好きにとって憧れの宿。昔ながらの山の暮らしを守り、伝えています。周囲には何もなく、ここのお風呂に入ること、この宿に泊まることを目的に行く場所。温泉が湧く川底の岩盤をそのまま囲ってお風呂にした自噴泉甌穴(おうけつ)風呂はここならでは」。写真は、ブナ林に囲まれた渓流露天風呂。「せせらぎを聞きながらお湯に浸かり、見渡す限りの紅葉を楽しむ。思わず仁王立ちしたくなります (笑)」。

住所:福島県岩瀬郡天栄村湯本字下二俣5
Tel:0248-84-2311
料金:1泊2食付1万8510円~、日帰り入浴800円(10:00~15:00)
アクセス:JR新白河駅から送迎バス利用(1日1便、要予約)
www.daimaruasunarosou.com

 

15万坪に広がる秋の庭園
武雄温泉 御宿 竹林亭

江戸時代の開園、国の登録記念物である御船山楽園内にある湯宿で、15万坪の敷地に客室はわずか11室。秋にはモミジを中心とした紅葉に彩られ、ライトアップも行われる。「園内にある宿泊者専用の『茶屋バー』で、紅葉を見ながら味わうお酒は最高です」。武雄温泉で立ち寄りたいのは、温泉街の入り口に立つ「武雄温泉楼門」(重要文化財)。「JR東京駅の設計者である辰野金吾が設計した門で、復元された東京駅の謎解きも楽しめます。食事処では『井手ちゃんぽん本店』がおすすめ。とにかく野菜がたっぷりで、ボリューム満点」。

住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100
Tel:0954-23-0210
料金:1泊2食付4万5090円(税・サ込)
アクセス:JR武雄温泉駅から無料送迎
www.chikurintei.jp

 

森の中に佇む温泉宿
黒川温泉 旅館 山河

温泉街の中心部からやや離れた、森に抱かれる湯宿。「ロケーションはもちろん、空間も美しいので、建物や敷地内の散策も楽しみたい宿です」。ふたつの源泉があり、敷地内に7つの風呂が(写真は混浴露天風呂「もやいの湯」)。「秋には、紅葉に包まれながらお風呂に入っているような感覚です。モミジが特に美しく、一帯が真っ赤に染まります」。黒川温泉へ出掛ける際によく立ち寄るのは「岡本とうふ店」。「しっかりとした食べごたえのある田舎豆腐は絶品。隣接する喫茶店『となりの岡本』の豆乳ソフトクリームもおすすめです」。

住所:熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6961-1
Tel:0967-44-0906
料金:1泊2食付1万6350円~、日帰り入浴500円(8:30~21:00)
アクセス:JR阿蘇駅からバスで南小国町役場前下車後、送迎バス利用(要予約)
www.sanga-ryokan.com

 

江戸時代から続く川のほとりの湯宿
伊豆吉奈温泉 東府や Resort & Spa-Izu

奈良時代開湯の吉奈温泉は子宝の湯として知られる。江戸時代以来の湯宿「東府や」は、敷地内に客室、食事処、風呂が点在する“和のリゾート”。「写真は客室のお風呂。明るい時間は紅葉を、夜には星空を眺めながらお湯を楽しめます。母屋と客室を結ぶ渡り廊下沿いにあるモミジの紅葉も見事です。敷地内の「Bakery & Table東府や」には、水盤と庭を望む足湯が併設されていて、食事、紅葉、温泉を同時に味わえます」。周辺では「森の手作り屋さん「かたつむり」&ファーマーズヒル」もおすすめ。「ピザ焼体験もできるカフェです」。

住所:静岡県伊豆市吉奈98
Tel:0558-85-1000
料金:1泊2食付2万4000円(税別)~、日帰りご昼食&温泉プラン(11:30~15:00)4600円(税別)
アクセス:伊豆箱根鉄道修善寺駅からバスで吉奈温泉口下車後、送迎バス利用(要連絡)
www.tfyjapan.com

文=成田美友
2017年11月号 特集「この秋、船旅?列車旅?」

《死ぬまでに見たい日本の紅葉ベスト5》
1|風景写真家・山梨勝弘さんが撮影する絶景~東日本編~

2|風景写真家・山梨勝弘さんが撮影する絶景~西日本編~
3|京都写真家・水野克比古さんが撮影する京都の絶景
4|温泉カメラマン・杉本圭さんが撮影する絶景温泉