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熊本の絶景をめぐる、列車+レンタカーの旅

date2017.03.02

熊本の山並みや海沿いを車で走ると、こんなにも絶景に簡単に出合えるものかと、驚くと思います。 九州新幹線に乗れば、新大阪から熊本までがたったの3時間。週末の一泊二日という短い時間でも、列車とレンタカーがあれば、山と海の絶景を味わう心豊かな旅が可能です。

列車+レンタカーの旅は、どこまでも自由だ。

日本列島のもつ、海と山、そして里の魅力が凝縮された場所、それが九州。 四方を海に囲まれ、脊梁山脈が豊かな水源と温泉、そして里山をつくりだしています。そんな九州のなかでも、今回は熊本にフォーカスした旅を提案しましょう。

  3C1R2805新大阪から列車に揺られること3時間。熊本に到着です。 駅でレンタカーを借りて早速向かうのは、世界最大級カルデラ・阿蘇の外輪山。阿蘇と九重連山をつなぐやまなみハイウェイ、沈む夕日を追いかける天草のサンセットライン…。熊本は、海も山も絶景の宝庫。ドライブしながらいくらでも〝絶景ハンティング〞ができるんです。

 

熊本駅に着いたら駅でレンタカーを借り、早速出発。

 

阿蘇の外輪山をミルクロードで駆け上がって大カルデラを眺めたら、 阿蘇山の山頂へ。 火口まで阿蘇山公園道路が通じており、噴煙が上がる様子に、地球の生命を感じることでしょう。

 

また、阿蘇外輪山の上は多くの牧場がある草原地帯でもあります。大観峰の近くでは、眼下に水田を望みながら馬たちがのんびりと草を食んでいる様子を見ることが出来るかもしれません。車でめぐると、阿蘇山のさまざまな表情に出合うことができます。

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しばし絶景を堪能したら、途中でランチを。おすすめしたいのは、江戸時代の豪農が建てたという築200年の古民家を改装したカフェ「ギャラリー・珈琲 風の音」。湧き水を使ったコーヒーのほか、だんご汁やカレーのランチを楽しむことができます。

 

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Data
ギャラリー・珈琲 風の音
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰 4419
Tel:0967-67-1865
営業時間:11:00 ~日暮れまで
定休日:火曜

島から島へ。魅惑のアイランドホッピング

ランチを頂いて一息ついたら、青い海の絶景を探しに、天草へと向かいましょう。車窓に広がるのは、どこまでも青い海。海岸線沿いをひたすら走ります。宇土半島の先端から天草五橋を渡り、キリシタン文化が今も見られる島へと、道はさらに延びていきます。   _MG_9597

大小さまざまな島が浮かぶ天草松島を、 高舞登山展望所から眺めた風景。小さな島々をつないで渡る天草五橋を渡り切ると、そこは天草上島。車で橋を渡るごとに、旅情が高まっていくのを感じるはずです。

 

知火海から有明海、イルカが生息する海として知られる天草灘へと西へ進むにつれ、車窓に飛び込んでくる海はどんどん透明度を増していきます。   そしてサンセットラインの終着点である天草の最南端・牛深につく頃には、見たことがないほどの美しい海の景色に出会えることでしょう。

九州の教会の美しさに触れる

サンセットラインから美しい夕暮れを眺めたあとは、いよいよ本日の宿へ。とその前に、宿の側にある「崎津教会」へと足を伸ばしましょう。 長崎県を中心に多くのカトリックの教会堂建築を手がけた、棟梁であり建築家の鉄川与助によって施工された重厚なゴシック様式の建物。   九州の教会といえば長崎が有名ですが、その教会群とともに世界遺産への登録を目指しているそうです。いまも集落の人々からの信仰をあつめ、この場所になくてはならない存在です。   トリミング済み

 

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﨑津教会

住所:熊本県天草市河浦町﨑津 539

開館時間:9:00 ~ 17:00、日曜 9:30 ~ (ミサのため)、ほか教会行事のによる入館制限あり 休館日:月曜(祝日の場合は翌日)

問:天草宝島観光協会

Tel:0969-22-2243

天草の名宿で旅の疲れを癒す

九州の西の果てにある天草は、1566年にキリスト教文化が伝来した場所。ここは日本とヨーロッパ の文化が交わる、独特の雰囲気が息づく地でもあります。

 

そんな土地の個性をいかした、エキゾチックな佇まいの宿が、今回の旅の宿泊場所「石山離宮 五足のくつ」です。天草下田温泉に位置し、15 棟のみのヴィラタイプの宿。海を正面に 望む山の斜面に建ち、森に囲まれ ながら、心の底からリラックスすることができます。食事は、天草の山と海の恵みを「五足スタイル」でいただきます。

 

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石山離宮

五足のくつ 住所:熊本県天草市天草町 下田温泉 2237

Tel:0969-45-3633

宿泊料金:2 万 7150 円~(1泊2食1名分料金)

www.rikyu5.jp

2日目の帰路も、列車+レンタカーならではの自由な旅

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旅の2日目、帰路は牛深から天草の南岸を経由して熊本市内へと戻るルート。日本列島のもつ、海と山、そして里の魅力が凝縮されたこの地を走りながら、レンタカーがもたらしてくれる「移動の自由」の素晴らしさを実感するに違いありません。気の向くままに、気に入った景色で足をとめ、時を忘れて絶景に見入るのも一興。

 

熊本駅についてレンタカーを返却したら、あとは新幹線に揺られながら帰途につくだけ。運転の疲れがじわじわとほぐれていきます。

 

新幹線の便利さとレンタカーの自由さがあれば、週末の限られた時間でも、絶景は一気に身近なものに。この贅沢な旅のスタイルを、是非、この春の旅行計画に取り入れてください。

 

<熊本旅のルート案内>

DAY1
新大阪駅からJR新幹線「みずほ」または「さくら」で熊本駅へ。(約3時間~ 3時間半)
(※新大阪からJR新幹線「のぞみ」「つばめ」を乗 り継ぎ熊本へ向かうルートもある)
熊本でレンタカーを借り、ミルクロード~大観峰~やまなみハイウェイ~阿蘇パノラマライン~阿蘇山公園道路~南阿蘇をドライブ。
昼食は「ギャラリー・珈琲 風の音」で。
天草パールライン~高舞登山展望所~松島有料道路~天草ありあけタコ街道(R324)~サンセットライン(R389)をドライブ。
宿にたどり着く前に、「﨑津教会」に立ち寄る。
「石山離宮 五足のくつ」に宿泊。
DAY2
チェックアウトまでゆっくり宿で休んだ後、ドライブをしながら熊本駅へ移動。(約2時間)
熊本でレンタカーを返却し、JR新幹線「みずほ」または「さくら」で新大阪へ。

(約3時間~ 3時間半)(※JR新幹線「つばめ」、「のぞみ」を乗り継ぎ、新大阪へ向かうルートもある)

 

>> アートとモダン建築をめぐる青森編を見る

INFORMATION

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http://www.toretabi.jp/pr/railcar_2017

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