International Edition

Discover Japan 2017年4月号 Vol.66
880円(税込)/2017.3.6発売

Discover Japan

日本は「ブランド」の宝庫です。
ブランドというと“高級なもの”というのがもっぱらのイメージでしょう。でもあのエルメスも、ルイ・ヴィトンも、もともとは街角の小さな専門店からはじまりました。
創業からの歴史が100年を超える企業も珍しくなく、世界有数のものづくり大国である日本では、伝統的な職人の技が各地で継承されています。ブランドがブランドたる由縁を、背景にある歴史や、信用するに足る確かな品質など、「物語」と「技術」に見るならば、日本には多くの誇るべき「ブランド」が存在します。
いまや世界的なブランドとして認知されているニッポンブランドや企業、地域は、いかにしてブランディングを行ってきたのでしょうか? 今回は7つの日本企業にフォーカス。それぞれのブランドづくりの秘密を探ってみました。世界的なブランドとなる可能性に満ちたニッポンブランドのいまとこれからを徹底特集します。

羊羹とともに築き上げた「とらや」500年

羊羹とともに築き上げた「とらや」500年

「とらや」といえば、羊羹です。いまやパリでもTORAYAとして愛される、その信頼感は絶大なものがあります。いったいなぜ「とらや」は国民的な菓子ブランドとして知られるようになったのでしょうか。約500年続く伝統にあぐらをかかず、時代が求めるものや異なる文化を尊重してきた軌跡をたどるとともに、和菓子の先にある日本文化そのものを発信し続ける姿に迫ります。

新潟・燕三条から世界最高峰に挑む「スノーピーク」

新潟・燕三条から世界最高峰に挑む「スノーピーク」

新潟県の三条市に本社を構える総合アウトドアメーカー・スノーピーク。じつは同社には、国内はもちろん世界各国からいくつもの有名企業が視察に訪れています。そのお目当ては、世界でも類を見ない「超」がつく高品質なモノづくりと、ユーザーとの強い絆です。金属加工業が集積する、地元‶Tsubamesanjo"を背景に、“世界で一番ユーザーに近い会社”としてユーザーがビジネスに参加する、その斬新かつ魅力的なモデルをご紹介します。

「天童木工」は“技術”と“デザイン”から出来ている。

「天童木工」は“技術”と“デザイン”から出来ている。

日本の家具業界にモダンデザインの風を吹き込んだ「天童木工」。約60年前に柳宗理がデザインしたバタフライスツールを発売するなど、数々の名作家具を生み出してきました。日本のデザイン史そのものと言える天童木工の歴史ですが、そのブランドは決して “デザイン”だけでは語り尽くせません。東北気質ともいえる「まじめで実直なものづくり」が支える、ブランドの秘密をひも解きます。

究極の日本ブランド=刀剣

究極の日本ブランド=刀剣

かつては神器としてはじまり、武器として実用された日本刀。現在は芸術品とされ、いまも日本人のアイデンティティーを声高に主張します。日本人の“魂のふるさと”ともいえるひと振りを求め、日本最高峰の刀匠・河内國平氏のもとを訪れました。

BRANDING DESIGN 傑作集

BRANDING DESIGN 傑作集

いいモノをつくる。その熱い情熱に高いブランディング力が備われば、モノの魅力は何倍にもなります。卓越したブランディングで注目される日本ブランドの数々を、BEAMS代表の設楽洋さん、三越伊勢丹代表の大西さんなど6名の選者がピックアップ! 鋳物メーカー「能作」や、京都の料亭「紫野和久傳」などその優れたブランディング方法に注目します。

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