オランダは江戸時代の鎖国下において、日本との交易が許された唯一の西洋諸国であった。1641年にオランダ商館は長崎市出島に移転するも、日蘭交流のはじまりの地が「平戸」であることは互いの国にとって大きな意味をもっている。平戸とオランダが培ってきたさまざまな歴史や文化は、21世紀の現代にも通じるグローバルコミュニケーションといえよう。
東京・新丸ビル7階「丸の内ハウス」で開催される「FIRANDO 1609 ~400年前の平戸から はじまった日蘭交流~」は、そんな平戸とオランダとの関わりを、さまざまな側面から体感できるイベントだ。フロア内にある9つのレストランやバーでは、平戸の特産品を使用したスペシャルメニューを提供。「平戸の今と昔」をテーマとしたライブラリーでの展示やトークショーなど、充実した内容となっている。
さらに平戸はふるさと納税寄附金額で1位を獲得した市。活気溢れる地域の魅力にも触れられるはずだ。
- イベント名称FIRANDO 1609
- 開催日12月5日(月) ~ 16日(金)
- 場所(marunouchi)HOUSE 住所:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル7F
- 営業時間11:00 ~ 翌4:00(日曜、祝日、連休最終日 ~ 23:00)
- URLwww.marunouchi-house.com
- お問い合わせ丸の内コールセンター
Tel:03-5218-5100(受付時間:11:00 ~ 21:00、日曜、祝日、連休最終日 ~ 20:00)
豊かな平戸の食材を使用したメニューを堪能
2014年度ふるさと納税総額で1位を獲得した長崎県平戸市。人気の理由は多々あれど、食材の美味しさは大きな魅力である。海の幸、山の幸、上質な肉をふんだんに使った料理をご堪能あれ!
12月10日(土)・11日(日)は平戸の食材があつまるマルクトひらどを同時開催!(ライブラリー、11:00~18:00)
ふるさと納税に関するスペシャルなイベント
平戸の伝統菓子をその場で特別プレゼント
「丸の内ハウス」内にあるライブラリーに設置された「ふるさと納税寄附ブース」にて平戸市に寄附をすると、カスドースや牛蒡餅など平戸の伝統菓子をその場でプレゼント。さらにふるさと納税の特典ポイントが5%付与される。
平戸市ふるさと納税人気の返礼品が当たる抽選会
期間中「丸の内ハウス」の飲食店で3,000円(税込)以上利用した方を対象に、総額50万円分の品々が当たる抽選会を実施。「平戸ウチワエビ三昧」や「特選平戸和牛ローススライス」といった、返礼品の中で人気の高い豪華なものばかり。
平戸の魅力が体感できるイベントを多数開催!
オランダと平戸のあたらしい交流のかたち
東西百菓之図
「HOLLAND & KYUSHU JAPAN」コラボレーション
17世紀に初めてオランダに接した九州。オランダと九州の出会いは、かつて様々な文化を生み出しました。オランダと九州の交流によって生み出され、いまも受け継がれるクリエイティブな事柄に焦点をあて、両地域の文化面・経済面及びその他の側面における結びつきを強化し、またそれらを見つめ直す機会を提供することを目的に展開される文化協力プログラム「オランダ&九州」のコンテンツと連携したスペシャルイベントを開催します。
「オランダ&九州」のプロジェクトの一つである「東西百菓之図 Sweeet Hirado」は、平戸藩主松浦家に伝わる「百菓之図」をキュレーター大地千登勢さんの指揮のもと、オランダのデザイナー&アーティストチームが平戸の3軒の菓子屋および三川内焼の職人とタッグを組み、平戸の新しい文化・お菓子を生み出し、世界に向けて発信する試み。(http://sweethirado.com/)本イベントでは、プロジェクトの概要はもちろん、コンセプト、インスパイアの礎となった松浦家に伝わる百菓之図、また武家茶鎮信流について松浦家第41代当主松浦章さんとSweet Hiradoをプロデュースした大地さん、そして3つの菓子屋の一つである和菓子職人・熊屋誠一郎さんによるトークを実施。また、プロジェクトで誕生した、あたらしい平戸菓子24種の披露と試食も実施。現在は限られたイベントでのみふるまわれるアーティスティックな平戸菓子、Sweet Hirado に出合えるチャンスです。
※当日はライブラリー(12時~16時)にて、同プロジェクトにて生み出されたジュエリーや陶磁器の展示も実施いたします。
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松浦 章さん
平戸松浦 41世
松浦史料博物館 理事長 -
大地 千登勢さん
HOLLAND & KYUSHU JAPAN
プロデューサー
アーティスト・キュレーター大地 千登勢さん
HOLLAND & KYUSHU JAPANプロデューサー
アーティスト・キュレーターアートやデザイン、文化人類学の分野を横断しつつ東洋、西洋の融合と並列を試み、ユニークな彼女自身の美意識を通して次なる世界、物語を作り出す。
様々な”美”の 可能性を世界を舞台に模索し、生み出している。 -
熊屋 誠一郎さん
牛蒡餠本舗 熊屋 8代目
熊屋 誠一郎さん
牛蒡餠本舗 熊屋 8代目
1983年生まれ。
長崎県平戸市の老舗菓子舗 熊屋の8代目。
先代の築いてきた伝統に現代の感性を吹き込んで新しい和菓子を探究中。
趣味はDJ,スノーボード
- 日時12月8日(木)18:30~20:30
- 場所ライブラリー
- 定員20名程度
- 参加費2,000円
※東西百菓之図Sweet Hiradoにて開発したお菓子・呈茶付き
平戸×オランダで考えるこれからのライフスタイル
本イベントを通じて振り返った、平戸の歴史や、オランダをはじめとした西洋諸国との交流、文化的影響を踏まえ、これからのグローバルコミュニケーションについて、現在平戸市で活躍する「平戸のキーマン」とともに、参加者のみなさまと共に考える場を設けます。それぞれの活動内容を実際の製品や写真・映像などとともに紹介します。ローカルで生まれる新しいビジネスのあり方、国際的な視点をもった地方創生のあり方についてのヒントが満載です。
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有安 勝也さん
ISOLA株式会社 代表取締役
有安 勝也さん
ISOLA株式会社 代表取締役
昭和58年7月24日生まれ。カーディーラー、飲食店等で働き、2007年、地元、平戸に帰郷。家業の自動車整備工場で働きながら、ISOLAを設立。現在、ISOLA Eサイクル®という電気で走る自転車バイクを作っている。太陽と星空の映画館や、無料のスマホ充電器、設置など、平戸を自分の経験や技術で、面白い地域にするため、奮闘中。来年は、スマートハウスをDIYする予定。
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フロライク・レムコーさん
フリーランス通訳
フロライク・レムコーさん
フリーランス通訳
イギリスの大学で日本語と観光学を勉強し、様々な国で働いた後、2007年から平戸市役所でオランダとの交流事業を担当。長崎の教会群とキリスト関連遺産を世界遺産認定するための翻訳・通訳や、平戸オランダ商館の1639年築造倉庫の復元事業の補助を担当。現在、家を改修しながら、フリーランス通訳者として様々な日蘭交流事業に関わる。2014年からは平戸市にある明治後期の料亭を購入し、ゲストハウスも計画中。
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黒瀬 啓介さん
株式会社トラストバンク
平戸市役所
ふるさと納税推進班 主任主事黒瀬 啓介さん
株式会社トラストバンク
平戸市役所
ふるさと納税推進班 主任主事1980年平戸市生まれ。平成12年に平戸市役所に入庁。市教委生涯学習課で勤務後、統計担当を経て、広報ひらどを5年間担当。在籍5年間の間に長崎県広報コンクール5年連続最優秀賞受賞。2008年には平戸市で初めて全国広報コンクール市部の部で6席を受賞。その後、協働のまちづくりや移住・定住担当を経て、平成24年4月からふるさと納税を担当。平成25年8月に全国に先駆けカタログポイント制の仕組みを導入し、平成26年度には寄付金額日本一を達成。以降、全国の自治体から講演依頼が殺到し、ふるさと納税の研修から職員研修まで幅広く講師を務めている。今年7月からふるさとチョイスを運営する㈱トラストバンクと平戸市が「ICTを活用した地方創生に関する包括連携協定」を結び、平戸市初の民間企業への研修派遣として同社に出向中。
- モデレーター『Discover Japan』プロデューサー・高橋俊宏
- 日時12月9日(金)19:00~20:30
- 場所ライブラリー
- 定員30名程度
- 参加費1,000円
※お土産付き(オランダボーロ) http://www.hirado-kumaya.jp/oranda-bolo
オランダ映画ナイト
オランダ大使館後援
オランダの文化や平戸との歴史を感じる映画を観賞しながら、オランダビールやチーズを楽しむ一夜。
オランダ大使館様後援イベントとして、フロライク・レムコー氏によるたのしい解説付き。
- 日時12月10日(土)19:00~20:30
- 場所ライブラリー
- 定員30名程度
- 参加費1,000円
※オランダビール一杯つき
“1”からわかる!ふるさと納税セミナー
ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」×平戸市コラボレーション
日本で初めてカタログポイント制を採用し、平成26年度寄附金額全国1位となったことがある平戸市のふるさと納税。人気のお礼の品のご紹介はもちろん、寄附金がどのように活用されているかを、仕掛人の黒瀬氏に語っていただきます。
また、ふるさと納税に興味はあるけど、正直制度のことがよくわからない、申込み方がわからない、選び方がわからないなど様々な疑問を解決できるセミナーも同時開催。ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンクのセミナー講師にお越しいただき、ふるさと納税を”1”から解説いたします。
※セミナー終了後、実際に寄附したい、税額控除になる限度額の目安を知りたいという方は、下記のものをご持参ください。
(1)氏名/住所/電話番号/メールアドレス/クレジットカード番号(クレジットカード決済をされる方)
(2)「源泉徴収票」や「確定申告書」の写し
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田村 悠揮さん(12日)
株式会社トラストバンク
田村 悠揮さん
株式会社トラストバンク
秋田県・鹿角市出身。ふるさと納税のPR担当。全国各地を飛び回り自治体向けセミナーや事業者・生産者向けの勉強会の講師などを務める。また、店舗出展・イベント企画を通じてふるさと納税の意義の啓蒙に努める。
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伊田 光さん(14日)
株式会社トラストバンク
伊田 光さん
株式会社トラストバンク
鹿児島県・沖永良部島出身。ふるさとチョイスCafé店長。現在、ふるさとチョイスCaféでセミナーなどを担当。 高校を卒業と同時に上京。コンビニも無い故郷に思いを馳せながら大都会東京で奮闘中
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黒瀬 啓介さん
株式会社トラストバンク
平戸市役所
ふるさと納税推進班 主任主事
- 日時12月12日(月)19:00~20:00(伊田光さん・黒瀬啓介さん)
12月14日(水)19:00~20:00(田村悠揮さん・黒瀬啓介さん) - 場所ライブラリー
- 定員30名程度
- 参加費無料
長崎クリエーターズトーク
本イベントの展示ディレクションを担当した長崎出身のデザイナー川路あずささんと、展示に関わった写真家・繁延あづささん、『ながさきプレス』元編集長・橋本ゆうきさんによる、長崎クリエイターズトークを開催。暮らす場所・働き方の選択肢が広がり、移住をする人や自分らしい生き方を求める人が増える中、デザイナー、写真家、編集者としてフリーランスを選んだ3人は、長崎や平戸での暮らしや働き方に、どのような価値や未来を感じているのか?地域の魅力や長崎らしさ、そこでの暮らしや仕事の楽しみを、実例を交えて語ります。
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川路 あずささん
デザイナー
川路 あずささん
デザイナー
1983年福岡県生まれ。長崎県出身。福岡県在住。長崎~福岡を拠点に、文化、芸術、伝統に関わる、各地域のプロジェクトへのデザインサポートを行っています。長崎の仕事に「長崎県美術館 BISCUI10(ビスケット)」など。
azusakawaji.net -
繁延 あづささん
写真家
繁延 あづささん
写真家
1977年兵庫県生まれ。東京から長崎市へ引っ越し、雑誌や広告、自身のライフワーク撮影を行う。12月下旬『長崎・天草の教会を旅して』(マイナビ出版)を発刊予定。
adusa-sh.sakura.ne.jp -
橋本 ゆうきさん
編集者 / 元ながさきプレス編集長
- 日時12月16日(金)19:00~20:30
- 場所ライブラリー
- 定員30名程度
- 参加費1,000円
お土産つき(長崎県美術館 BISCUI10(ビスケット)予定)
https://www.facebook.com/BISCUI10/