FOOD

左党を酔わせる、ディープ日田案内

2018.3.30
左党を酔わせる、ディープ日田案内

旅の醍醐味のひとつは、旅先の美味しいものに出合うことだろう。美しい水と豊かな自然を誇る日田は、その恵まれた環境で育った食材を用いた料理も多いという。美味い日本酒や焼酎を味わい、美食に舌鼓を打つ。酒好きたちをも唸らせる絶品を探して、日田の街をディスカバーしてみよう。

日田に郷土料理をつくった天然アユ料理店

「春光園」は、目の前の三隈川で捕れるアユをはじめ、日田の川の幸・山の幸にこだわった郷土料理を提供する料理店。夏はアユや鰻、すっぽん、冬はジビエなど、オーナーが手掛けるのは、どれも素材の持ち味を最大限に引き出した料理だ。

左から、新鮮なアユの内臓をじっくり熟成した「にがうるか」、雌のアユの卵を塩漬けにした塩辛「真子うるか」、アユの内臓と身を一緒に混ぜて発酵させた「みうるか」、アユの白子を塩漬けにして熟成させた塩辛「白子のうるか」。

卵をつけた「鮎の甘露煮」はさっぱりとした甘み
あっさりとした味つけで炊いた「イノシシの煮物」

日本酒の品揃えも豊富で酒好きにはたまらない。貯蔵庫には貴重な古酒も眠る。好みを伝えて、季節を感じる料理とともに至福の時間を味わいたい。

■DATA
春光園
住所:大分県日田市隈1-3-3
Tel:0973-22-2824
営業時間:ランチ11:00~15:00(L.O.)、ディナー17:00~21:00(L.O.)※ディナーは要予約
定休日:水曜
価格:ランチ1620円~、ディナー4320円~
http://shunkoen.com

日田の隠れた名店で軍鶏を味わい尽くすフルコース

「ふぐ 軍鶏料理の店 そのだ」は、朝締めの軍鶏(しゃも)を丸ごと調理する1日1組限定の軍鶏料理(要予約)が人気。契約農家から届く新鮮な軍鶏だからこそ口にできるお造りや内臓の刺身のほか、あっさりとした味わいの鶏皮やいろいろな部位を煮付けたがめ煮など、軍鶏の美味しさを余すことなく堪能できる。

朝締めの軍鶏肉を薄切りにした「刺身」は、旨みある“もも”と歯ごたえある“はねみ”を甘口醤油でいただきたい。

千切りの軍鶏の皮にたっぷりのゴマとポン酢をかけた「皮酢」
首やもも、手羽などの部位を甘辛く炊いた「がめ煮」

軍鶏づくしコースは、軍鶏のお造り(お刺身)、皮酢、がめ煮、内臓のお刺身、焼鳥、付け焼き、唐揚げ、雑炊というラインナップ。その名の通り軍鶏を味わい尽くせる。フグ料理や、1階でいただける日田名物のやきそば、軍鶏のダシを使ったカツ丼もぜひ。

■DATA
ふぐ 軍鶏料理の店 そのだ
住所:大分県日田市港町5-29
Tel:0973-22-3213
営業時間:11:00~19:00 ※夜は要予約
定休日:不定休
料金:軍鶏コース3780円~(5名より)

水と自然の恩恵を受ける、酒好きの街・日田へ

良質な水源に恵まれ、日本酒、焼酎、ビールのメーカーが集まる日田に暮らす人の多くが酒好き、宴会好きだという。そんな街で生まれた酒に合う絶品料理を味わいに、足を運んでみてはどうだろうか。

(text : Takeshi Kujima photo : Hiromasa Ohtsuka)

この記事をDiscover Japanアプリで読もう!

Discover Japanオリジナルアプリでもこの記事が読めます。
位置情報を認識して、今回紹介したスポットまでの道順もその場で確認できます。
今すぐダウンロードを!