TRADITION

神社・仏閣で守りたい、4つのマナー&エチケット

2017.1.20

神社・仏閣の参拝。本当に正しくできていますか? 何が正解か、何が間違いか、境内に入ってから聞くのはちょっと恥ずかしいですよね……。神仏の前に立つ前にもう一度、4つのマナーとエチケットの基本を復習してみましょう。「当然でしょう」と思うことも、改めて振り返ってみると思わぬ気づきがあるかもしれません。

派手な格好や過度な肌の露出は避ける

神社や寺は、神仏の聖域です。清く正しく美しく生きている人を神仏は好むとされるので、だらしない格好や、過度な肌の露出、サングラスをしたままでの参拝などは控えるべきです。また、参拝に相応しくない過度に派手な格好や服装での参拝も控えておきたいものです。

みだりに写真を撮らない

「撮影禁止」と札が掲げられているところはもちろん、神仏はもともと拝むものであることを忘れてはなりません。神社や寺の境内で撮影するのであれば、神社の人、寺の人にひと声かけて、許可を得てからにしましょう。

一般的なマナーは当然守る

鳥居や門をくぐれば、そこは神仏がいる神聖なエリアに変わります。みだりに騒いだりせず、心を落ち着けて参拝するようにしたいものです。また、境内での喫煙はもちろん、飲食に関することも避けておきましょう。

使用したものは元通りに

手水舎(てみずや、ちょうずや)をはじめ、神社や寺には参拝者が共同で使う設備やものがいくつもあります。次の参拝者のことを考えて、使用したら必ず元に戻しましょう。作法は美しく、設備は正しく使用することを心がけ、境内の美化にも努めるのがマナーです。

(text: Discover Japan, illustration: matya, supervision: Takeshi Mitsuhashi, Naka Uryu)


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