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日本の1月(睦月)は、“睦まじさ”で出来ている【和菓子がある風景 vol.6】

2015.12.11
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一月の旧い呼び方は、睦月(むつき)。睦月という名は、親族一同が集まって宴をするという意味の「睦び月(むつびつき)」が由来だという。ことはじめの月に特別に仲がよいことを表す“睦まじい”という文字を使うのは、“和”や“輪”を大切にする日本人の心の表れだ。

贈り物のルーツは武士の精神

そんな日本には古来より、睦まじい人間関係を保つ習慣、作法のひとつとして「贈り物」がある。「贈答」は、鎌倉時代から室町時代に完成し、一般社会に広がった武家の礼法がルーツ。先祖へのお供え物を親や親族に配ったことからはじまったとされる「中元」やお歳暮など、現代でも「季節のご挨拶」として定着している。

“贈る品”の包装紙1枚にまで、満ち満ちている日本らしさ

五穀屋の「きづつみ」は、大切な人へ感謝の心と和の精神を届けてくれる進物(しんもつ)。包んであるのは、選りすぐりの素材からつくられた和菓子やお茶だけでなく、感謝、健康、幸せ、喜びを祈る気持ちだ。お世話になった人、感謝したい人、ご縁をつなぎたい人へ、よき品物と一緒に「気」も届きますようにと心を込めた。 紙漉すきの手法を使って縞模様の濃淡をつけ、凛とした上品な佇まいのパッケージを開けば、五穀と発酵を取り入れたせんべい「山むすび」、最中「よつ割り」、豆菓子「千千豆(ちぢまめ)」、玉羊羹「五季(いつき)」に、オリジナルの五穀発酵茶の茶葉を加えた、五穀屋自慢の味わいすべてが包まれている。きちんとした紙の折り目や縁をつなぐ風呂敷など、世界に類のない日本ならではの「つつむ」文化に「気」をも込めた「きづつみ」には、心と心を通じ合わせる日本人の奥ゆかしさが感じられる。